kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

相手を騙すことで成り立つ日本経済 −他人を信頼できない日本人−

商売は信用で成り立っています。最低限守るべきルールがあります。しかし日本では、相手をいかに騙すかが大事です。どんな卑怯な手を使っても勝ちは勝ちというのが日本流です。 信じられないかもしれませんが、百科事典のセールスマンというのが居ました。19…

貧困層を嫌悪する中流階級 −社会的流動性が無くなった日本−

中流階級は、底辺層を憎悪しています。例えば地方出身者で、現在は都内に住み、自分の力でここまで上り詰めたと勘違いしている人達に見られる態度です。 貧困者や障がい者は、彼ら自身に問題があるのだと考えます。彼らに税金を使うのは無駄だと考えています…

中抜きIT企業での一日 -日本における既得権益の旨味-

中抜き企業での仕事はラクです。そんな会社での一日を描写してみます。あくまでフィクションです。 朝はラッシュを避けて、ちょっと遅めの出社です。雨が降っているので、途中からタクシーを利用します。もちろん経費で落とします。 今日はオールデンの靴な…

厳格な上下関係が日本を駄目にする

日本には厳格な身分制度が存在します。卒業した学校、所属する組織、職位によって身分が定まっています。それを自覚しながら適切に行動することが、日本人には求められます。 取締役会で社長に対し、「お言葉を返すようですが…」と言った役員がいて、問題に…

無駄な努力を重ねて貧しくなっていく日本 -中抜きによる日本の弱体化-

日本人は必死に働いています。しかし貧乏になるばかりです。彼らはいったい何をしているのでしょうか? こんな現場を想像してみてください。あくまでフィクションです。大手企業の基幹システム保守開発の現場です。情報システム子会社の下に、大手ITベンダ…

新しい道徳が支配する世界

現代社会は新しい価値体系を必要としています。現実を変えられないのなら、理念を変えるしかありません。新しい道徳が生まれ、それを受け入れる社会が到来します。 我々は、これまで以上に死と向き合う事になります。実をいえば、私たちは既に死神と取引をし…

自己家畜化が進み、狩猟採集民ではなくなった日本人

ヒトは基本的に狩猟採集民です。今でもその頃の性質を多く残しています。しかるに日本では、家畜として相応しい者が選択されて生き残ってきました。人為的に選択された奇形のような人々です。 狩猟採集民と聞くと、未開の地で槍を持って獣を追いかけている、…

未来に投資するのではなく借金をしている日本

日本人は過去を省みません。未来のことも考えません。当然ながら未来への投資などあり得ません。それどころか未来から借金をしているのが日本人なのです。 底引き網を使って、魚は全部手に入れてしまおうと考えるのが日本人です。絶滅しようがどうなろうが、…

システムが崩壊していく日本 -手段と目的を取り違えた日本-

日本は、余命わずかな老人のように衰えています。日本を支えてきた様々なシステムだけでなく、日本の根幹そのものが揺らいでいるのです。 明治維新のスローガンは「富国強兵」でした。「富国」という手段によって「強兵」という目的を実現すると述べた、分か…

矛盾したルールに縛られ続ける日本人

日本人は自分のポリシーを持ちません。自らが定めたルールに則って行動できないのです。その代わりに、誰かが決めてくれたルールに従います。例外だらけの複雑なルールです。その理由を考えてみようともしません。彼らはの頭の中は、増改築を繰り返した家の…

反応が鈍く後を引く日本人 -神経細胞の興奮と抑制のバランス-

日本人は反応の鈍い人たちです。ひょっとすると神経細胞レベルで何か原因があるのかもしれません。それについてちょっと考えてみましょう。 日本人がフォーミュラ1にかかわってから久しいですが、総合順位は芳しくありません。単発のレースで3位がせいぜい…

日本人の行動原理 -文明人になりそこなった日本人-

日本人に共通してみられる行動の背後にあるものは何でしょうか。それによって日本人の行動を予測できる、シンプルな原理や仕組みがあるのではないでしょうか。 日本人の行動を説明する要素として、仮に、次の2つをあげてみます。 (a)ヒトには上下がある…

仕事ができない日本人 -多様性を失い劣化した日本-

日本人は仕事の効率が悪い人々です。長時間にわたって働いているのに、ろくなモノを生み出していません。何故こんな事になってしまうのでしょうか。 人間は抽象的な思考が可能です。そこが他の動物と違うところです。ところが、日本人の思考は、どちらかとい…

成長への信頼を失った日本

今の世界では、個人の能力だけではなく、信用が大事です。情報通信技術の発達によって、広範囲にわたる信用の蓄積が重要になっているのです。 個人の信用と能力について、貸借対照表と損益計算書を模した、簡単なイメージを作ってみました。下図がそれです。…

言葉を扱えない日本人 -自我と意志が弱く、分析と予測が出来ない人々-

日本人は言葉をうまく扱えません。言葉と、強い自我や意志、そして過去や未来を考える能力は、密接に関係しています。 人間の脳は言語脳(左脳)と右脳に分かれます。言語脳は、ひとつの事柄に集中するのに長けています。論理的なシングルタスクの遂行が得意…

変わりゆく環境に適応できない日本人 -メタ認知能力の欠如-

日本人は階層的な認知や思考が苦手です。全体を見ながら細かい作業をこなす事ができません。また、具体から抽象へ、さらにその上の抽象概念へと進むような階層的な概念操作も苦手とします。 日本人は小さな変化には場当たり的に対応しますが、大きな流れに気…

人材が枯渇した日本 ー社会の安定と引き換えの衰退-

日本にはろくな人材がいません。偏差値による輪切りで「優秀な人材」が限られた場所だけに偏在(へんざい)するようになりました。しかし彼らを活かすことが出来なかったのです。 1970年代の終わりに共通試験が始まる前までは、各大学で別々の試験を課してい…

思考力で劣る日本人 -主体性と抽象化能力の欠如ー

「日本人は何も考えずに他人の真似をしているだけだ」という話はよく聞くところです。日本人の思考はどういった所が劣っているのでしょうか。ひとつには、首尾一貫した一連の思考を維持できないこと。さらには、物事を抽象化することができないこと。この2…

言われるがままに踊り続ける日本人

日本人は騙されやすい人々です。自分で考えることができません。誰かから言われた通りの事をやるだけです。振付師から「祭りだ、踊れ!」 と言われれば、無表情でそれに従うのです。やる気が無いのに「仕方がない」と呟き、破滅へと向かって猪突猛進していき…

専門家が居ない日本

日本には真の専門家がいません。能力の低いジェネラリストが居るだけです。国益は棄損され、衰退への一途を辿っています。 あるスポーツ選手が日本のホテルに泊まった際に、ゲーム機器が上手く動かず、ホテルのスタッフを呼びました。数人の日本人が対応にあ…

他人の不幸を願う日本人 ー最大多数の最小幸福ー

日本人は不幸が大好きです。自分が損をしたとしても、他人の不幸を望みます。彼らは何故このような歪んだ動機を持つに至ったのでしょうか。 他人の不幸は喜ばしい事です。下の人間が増えて、自分の地位が上がるからです。彼らはそんな所でも、タテの序列関係…

弱者が叩かれる日本 ー無責任と無限責任ー

日本では、上の人間は無謬であり責任を問われることがありません。その一方で底辺に近づけば近づくほど、すべての責任を負わされてしまうのです。もともと日本人は無責任な人たちです。誰も責任を負おうとしないのであれば、弱い者が責任を被るしかないのが…

文化を継承できない日本人 -時間軸が欠如した思考法-

日本人には文化を継承しようという考えがありません。古いものに固執する保守的な面がある一方で、新しいものをどんどん取り入れます。結果として醜悪なものが出来上がります。物質的なものは時間に沿った変化を見ることは出来ます。しかし精神的な面になる…

What a Wonderful World ー理想を思い描くことについてー

ルイ・アームストロングが歌っていた「この素晴らしき世界」という有名な曲があります。ベトナム戦争の頃に書かれた曲です。実際には存在し得ない平和な世界を歌っています。それが素朴な歌詞で綴られています。 理想に反応して、それを歓ぶという心は何処か…

「ザ・ハント」 -豚と豚との闘い-

米大統領が批判し、公開も延期されたという事が話題になった、「ザ・ハント」という映画があります。陰謀論を信じ拡散する愚民(レッドネック)と、リベラルエリート、グローバリストとの戦いを風刺的に描いています。暴力描写が目立ちますが、ユーモアもあ…

他人との関係を避ける日本人

日本人は人間関係に苦しんでいます。関係を構築し維持するのが難しいからです。和の精神を大切にするといいながら、実は孤立している人々です。協力しあう事ができないので、日本はますます衰退していきます。 こんな話を聞きました。赤ん坊を連れて歩いてい…

仕事ができない日本人

日本人はなぜ無能なのでしょうか。日本では、上の人間がどれほど間違いを犯しても無謬の存在とみられます。かたや、下の人間は常に無能であり、完全を目指して働き続けなくてはいけません。現実とは全く異なる認識がまかり通っています。 優れたシステムは、…

お互いを信用しない日本人

日本人ほど互いを信用しない人々はいません。「礼儀正しく親切な国民である」と自称してはいます。しかしその貼り付けたような笑顔の下には、悪意が隠されています。 彼らは親切どころか敵意に満ちているのです。敵意によって僅かばかりの自我に目覚め、そこ…

日本的演繹法

日本人は独特の思考方法を持っています。これを仮に「日本的演繹法」と呼びます。念の為に言っておくと、演繹(deduction)とは、一般的な法則から結論を導き出す方法です。一方、帰納(induction)とは、事実から一般的な法則を導き出す方法です。 彼らの考…

家畜と化した日本人

日本人は世界で最も家畜化された人々です。労務を提供する家畜です。従順であり粗末な食べ物で働きます。その目的の為に最適化されています。しかし今では家畜としての価値も揺らいでいます。 日本人は家畜として最適な特性を持っていました。気性が大人しく…