2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
日本人には進歩という考えが無いように見えます。いかに他を出し抜いて国や企業や自分が儲けるかという悪知恵はあっても、より良い生活を求めて議論したり仕組みを作り上げようとする気はないようです。例えば国の根幹である法について見れば日本人の考えが…
日本人の多くは心に大きな闇を抱えています。それは文芸や漫画、アニメ、映画といった表現形式にしばしば現れます。まずは芥川龍之介の「年末の一日」という短編の一部を見てみます。 "すると富士前を通り越した頃、電車の中ほどの電球が一つ、偶然抜け落ち…
ベートーヴェン後期の傑作、ピアノソナタ第29番(通称、ハンマークラヴィーア・ソナタ)は、ピアノの音響効果を最大限に活かそうと試みた曲で、今聴いても目の覚めるような感じを受けます。 古典的なところもあれば、中期のような堂々と充実した部分もあり、…
もしこの世界を作った存在が居るならば、この世に無関心であるように見えるのは不思議なことです。まず彼らはどのようにこの世界を見ているのでしょうか。 仮に彼らにも我々と同じような時間感覚があるとします。すなわち、一方向にほぼ同じようなペースで流…
神話や古くから伝えられてきた物語は重要です。人類の遺産と言われるような本は数多くありますが、そのうち後世まで残るはどのくらいでしょうか。文明は栄えては滅んできました。全世界的な単一文明を築き上げても、この先もそれが続く保障はありません。 図…
映画における格闘シーンは非現実的で誇張されたものですが、興味を惹かれる点もあります。映画「ジョン・ウィック:チャプター2("John Wick: Chapter 2 ")」ではキアヌ・リーブス演じる主人公と敵の女性とが闘うシーンがあります。これだけ体格差があると…
日本人は基本的に怠け者で楽して儲けることばかり考えています。上から下まで未だに中抜きを狙っています。つまり自分では何も新しいものを生み出さず、価値を付加することもせず、ただただ中間マージンだけを都合よく頂戴し、何もしなくても懐に金が入るよ…
日本人は音痴とよく言われます。具体的な話を進めるのに「浜辺の歌」を取り挙げてみます。成田為三によって作られた唱歌ですが、これを歌う際に音程を外し易いポイントがいくつかあります。 (1)音程が段々と上がる部分 「あしーたあ、はーまあべー」の「…
我々が認識できるものの中で最大の謎は自身の存在です。自分の見ているもの感じているもの全てが幻想であるとしても、自分の存在は否定しようがありません。 人間がどうやって存在するに至ったかという謎は計り知れませんが、ひょとしたら現在の人間の姿は激…