2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
中国と米国の調整の結果によっては、日本を次の「ならず者国家」にするという可能性があるかもしれません。 その時、米国は日本を放棄してグアムまで米軍を撤退させ、朝鮮半島は統一されて事実上、中国のものとなることにより、日本はユーラシア大陸と、海洋…
国よりも上位に位置する、誰もが知っている公の組織、それが軍需産業です。 彼らにとって、貧乏人や富裕層を含めた多くの国民のみならず、行政機関に携わる人々ですら大した価値をもちません。 海外の武器商人との取引から始まった軍需産業は、近代史と密接…
復興大臣の「東北でよかった」発言、そしてそれに続く更迭とSNSの動きですが、これはシナリオ通りの出来事です。 復興相のこの言葉は、パーティの檀上での原稿を見ながらの発言であり、うっかり口が滑ってしまったというような失言ではありません。他に原稿…
ベイズ推定の偽陽性の具体例は、我々の生活にいろいろと見出すことができます。誰もが恩恵を受けている予防接種や病気の診断から、その例を見てみましょう。 【ワクチンの副作用】 ある製薬メーカーが、性関係を持つことで発生する、(例えば女性における子…
ピーター・セラーズ主演の映画「チャンス」で、ロックフェラーを模した大金持ちが出てきます。大統領を自宅に呼びつけ、その去就を左右する力を持ちますが、高齢で病にかかっており、全身の血液を毎日入れ換えることによって生きながらえています。 さてこの…
一般の人々は、DNAの型が容疑者と一致したという報道に接すれば、犯人が確定したと信じ込んでしまうでしょう。しかしこの判定方法にはいろいろと問題があります。 (1)DNA配列の全てではなく、ごく一部分を照らし合わせたものにすぎない (2)DNAの配列の…
数学の分野で、ベイズ推定における偽陽性というものがあります。 例えば90%の確率で酒気帯びを判定できるテストがあったとします。そして実際に酒気帯びの人が100人中10人いたとします。 この場合、100人のうち、18人が酒気帯びと判断され、実際に半分の9人…
(1)1週間くらいですぐに容疑者がつかまる (2)容疑者は「黙秘」または「否認」をつらぬく (3)動機は分からないまま (4)遺棄の仕方は何故かいつも杜撰である (5)あいまいな状況証拠(近くに住んでいる、犯行現場を通りかかったなど) (6)DNA…
小学校で午前中を5時限にして、放課後にゆとりを持たせようとするところが増えているそうです。これがこの国の考える「ゆとり」であり「働き方改革」です。 こなさなければならない量は変わらないのに、登校時刻を前倒しにして小学生や教員に無理を強いて、…
ストレス対処方について「科学的に」紹介した、あるTV番組を見ていたら、「過去、未来に囚われずに今に集中することが大切だ」と言うような説明をしていて、失笑してしまいました。 理論的にはその通りです。「欲求5段階説」で有名な心理学者、アブラハム・…