kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

家畜と化した日本人

日本人は世界で最も家畜化された人々です。労務を提供する家畜です。従順であり粗末な食べ物で働きます。その目的の為に最適化されています。しかし今では家畜としての価値も揺らいでいます。

 

日本人は家畜として最適な特性を持っていました。気性が大人しく素直です。序列意識が強く集団として飼い慣らすのが容易です。羊のように群れて自立性が無く、飼い主による世話を必要とします。穀物を中心とした粗末な食糧で働くことができます。柵の中では刺激に鈍感なのでパニックを起こしません。女性は法的に16歳からの繁殖が可能です。一方で男性による強姦や不倫は大目に見られています。繁殖活動は盛んです。

 

昔の日本人はそれなりに多様だったに違いありません。しかし長い江戸時代を経て、日本のシステムに合った適者だけが生き残りました。また日本人は、自分に似た相応の結婚相手を選ぶ傾向があります。良く知らない余所者より良く見知った近親者がベターでした。1960年代の調査でも、日本における近親婚は都市部で5%、僻地では40%もあったそうです。(ヨーロッパは1%以下)

 

明治政府が短期間で近代的な軍事国家を作り上げる事ができたのは、強力な中央集権のシステムがあったからこそです。貧民から効率的に労力を吸い上げる事ができるようになったのです。彼らは集めたカネと労力の多くを軍事費につぎ込みました。

明治以降、また太平洋戦争後も、多くの移民が渡ってきました。しかし日本のシステムに適合しない者は、最底辺の階層で働き死んでいく運命しか無かったのです。そうでなければ収容所行きです。

 

大戦後に占領軍が日本を統治するのは簡単でした。最高指導者の首根っこを押さえれば、国民すべてが従うのです。

序列を好む集団を支配するのは簡単です。その昔にインカ帝国を訪れたピサロは、少ない軍勢でしたが、間抜けな皇帝を捕える事で、莫大な黄金と広大な土地を手に入れる事ができたのです。

 

家畜として労働にいそしむ限り、日本人は生き残れます。しかし労働力に陰りが見え、その上に繁殖をしないのでは家畜として失格です。

ヒトのコストが安いのが日本の強みだったのです。「IT化? 人工知能? そんなものより、そこ等の野郎どもを働かせればいいじゃん」というのが日本のやり方です。技術者はレンガ積みの職人と同じように見られています。上位5%の人間ではなく、最も下劣なる5%の人間に奉仕するのが日本です。

多くの人々は「決まった通りに従う」「自分では何も変えられないのだからしょうがない」と言うだけの無気力で無責任な人たちです。安い単価の人間を長時間に渡ってこき使えば、アウトプットが出ると未だに考えている連中です。合議によって良い知恵が出ると思っている人々です。他国とは異なり、文明的に退化している社会です。

 

日本人の中でも、多少とも考える事ができる者は「このままではマズい」と思っています。ところがあまりにも馬鹿が多く社会を変える事ができません。とはいえ、外国に出ることも出来ません。多くの日本人は身体的にも精神的にも魅力がなく、外国では生きていけないからです。

この世と煉獄の間をさ迷い続け、決して希望する地にはたどり着けない、それが日本人の運命なのです。

 

I can understand why a system built on a pattern must try to destroy the free mind, for that is one thing which can by inspection destroy such a system. 

ジョン・スタインベックエデンの東

銃・病原菌・鉄 上巻

日本人の性格―県民性と歴史的人物 (東書選書)