日本人ほど互いを信用しない人々はいません。「礼儀正しく親切な国民である」と自称してはいます。しかしその貼り付けたような笑顔の下には、悪意が隠されています。
彼らは親切どころか敵意に満ちているのです。敵意によって僅かばかりの自我に目覚め、そこから活力を得ているのが日本人なのです。他人の目を病的に気にしており、普段は集団に埋没しています。ところが、腹の底では人を信用していません。他の国々や民族を中傷することで、ようやく集団としてまとまっているのです。集団で「俺たちは凄いぞ」と言い続けないと、自尊心を保てない人々です。
彼らは幼少期において、両親や仲間から見捨てられる恐怖を体験しており、それに根差した潜在的な不安を抱えています。
一般的に、受け入れ難い事実と向き合った場合、人は次の三段階を経て解決に至ります。(1)無視、(2)反発（悲しみと怒り）、そして(3)受容です。ところが日本人は大部分が(1)のレベルで留まってしまうのです。良くて(2)のレベルです。日本人が奇妙に見えるのは、危機的状況でも、それを全く無視して何も無かったかのように振舞ったり、気が狂ったように怒り出す所にあります。
この国では、突然に銃を突きつけられることは無いのですが、その代わりに頭のおかしな人たちが大勢います。スーツを着ていても、身なりのよい年配の婦人でも、態度が横柄であり下品です。
通勤でも仕事でも、休日の観光地でも、クルマを運転していても、いつ頭のおかしな人間に絡まれるか分からない、そういったリスクが日本にはあります。
外国だと、相手が言葉で何を考えているのかを話してくれます。しかし日本だと言葉は全く信用できません。
裏で何を考えているのか分からない、どういう行動に出るのか分からない、そのような不気味さがあるのです。大人しく見えますが、常に怒りや不満を抱えており、それを必死に抑えているような所があります。
日本人は商品を目の前にしても、騙されているのではないか、商品に瑕疵があるのではないかと悩みます。もっと安いものが無いかと探します。そして出来るだけ値切ろうと試みます。不信感が根底にあるのです。無料でモノを貰えると聞けば群がります。「自分だけは得をしたい」というさもしい心を持っています。これでは経済的交換が滞ってしまいます。しかしながら、モノを見る目が無いと同時に、ヒトを見る目も無いので、詐欺師や広告に簡単に騙されてしまいます。
他人がどう考えているのか分からないという不安は、表面だけを真似て集団に溶け込もうとする傾向を強めます。
外側だけ取り繕っていれば中身はどうでもいいのです。彼らが作るシステムは、上辺だけのモックアップまがいであったりします。画面だけは良く出来ています。しかし入力された情報を単にCSV形式で吐き出しているだけです。他システムとの連携どころか、DBも無く、裏ではExcelを使って集計しているのです。他部署に何か依頼する際には、紙の書類が必要でハンコを押さなければなりません。
命じられた通りに動く無能な人間が相変わらず必要です。そんなシステムでも莫大な予算がつき、「中抜き」が出来るのですから笑いが止まりません。人を騙したり、裏をかいたりする事を常としており、恥じる事がありません。
ちなみに、情報技術と日本的な「中抜き」の考えとは最も相容れない組み合わせです。IT化は上の人間がラクをする為にあるのではありません。その逆です。上の人間がより多くの創造的な仕事を効率的にこなす為にあるのです。その代わりに下の仕事は無くなっていくのです。日本のIT化とは、スマホも扱えないサルに、高価なオフィスコンピュータやスパコンを与えているようなものなのです。
経済は信頼関係があって成り立つものです。情報技術の発達によって、法令違反や搾取、人権侵害をしたり、ポリコレの意識に欠ける企業の情報は瞬時に伝わります。人間を軽視する日本の経営者は生き残れません。日本人の無能ぶりは既に世界中にバレています。倫理に反しており、その上に無能だなんて、まるで存在価値がないではありませんか。
しかし必死に「見捨てないでくれ」とばかりに尻尾を振り続け、朝貢外交を繰り返しています。他人を信用できない彼らは「人間は全てカネとオンナで動くものだ」と勘違いしています。しかし他国の為政者はそれほど馬鹿ではないのです。
今や、優れた人間が国境を越えて連携し、活躍する時代となっています。そんな中で日本だけが仲間外れになったのは当然です。教養のない人間が、既に満ち足りた人に「友達になってください」と言っても、「いったい君は何を提供できるのか？」と問われてしまいます。
ヒトは自分の物差しでしか相手を測ることしか出来ません。他人を信用できず、人の心を読めない彼らの能力には限界があります。「他人も自分と同程度なのだ」と思ってはいけません。心を読めない彼らは本質を掴めず、「問い」を立てるのも苦手です。現代は問題解決能力よりも、適切な問題を設定する能力が必要とされるのです。
人を信用せず、人権を認めず、人間を畜生のように扱ってきた彼らの凋落は、当然のことだったのです。
