2023-01-01から1年間の記事一覧
日本の通貨が下落しています。これは日本人の値打ちが下落しているのと同じことです。その代わりに、労働者を使役する輸出企業は円安を利用して儲けることができます。ツケを払うのは日本人庶民です。彼らの命は風前の灯火なのです。 円が安くなったのはドル…
マ○ナン○ーカードの不具合が多発しています。個人情報がどれほどの危険にさらされているのかをもう少し詳細に見ていきましょう。 国民総背番号制度を設計するにあたり、きちんとグランドデザインを描けていた人物はいなかったようです。そもそもそんな中心人…
インフレーションが進んでいます。手持ちの現金だけではなく、これから受け取るであろう所得にも影響します。それを防ぐ手立ては何かあるのでしょうか。 日本では長くデフレが続いてきました。ところが2022年から物価高が進んでいます。消費者物価指数から算…
日本は、他国がまだ成功していない国民総背番号管理システムを作り上げようとしています。そして既に失敗しています。それでも彼らは計画を推し進めようとしています。不完全なシステムによって収集された個人情報は、犯罪者にとって格好の餌食となることで…
日本人はデジタル化が苦手です。デジタル化というのは、たんに業務をITシステムに置き換えることではありません。IT技術を使いながら、新しい仕組みを提供することです。業務が改善されることでコストを劇的に抑えたり、より創造的な仕事が可能になったりす…
日本はカネを稼ぎにくい国になりました。カネを儲けるのと、カネを稼ぐのとは異なります。普通の人が真面目に働いてもカネを得るのが難しくなったのです。 日本経済の頂点と見られていたバブル期においては、カネを稼ぐのは簡単でした。探せば直ぐに仕事が見…
クラシック音楽は、高尚な音楽のように見られることがあります。しかしクラシック音楽だって、その当時のポップミュージックだったのです。当時の楽器で演奏することによって、その時代の雰囲気に少しでも近づくことができます。 バロック期以前の音楽という…
「ピュア 純潔」というスウェーデンの映画があります。アリシア・ヴィキャンデルが主演をつとめましたが、その演技力によって数々の賞を勝ち取りました。「純潔」というタイトルは誤解を招きかねませんが、真面目な作品です。原題は「美しきものへ向かって」…
アメリカのミュージシャン、アウル・シティーの”FIREFLIES”のカバーです。レイナ・デル・シドこと、レイチェル・コルドバさんとトニー・リンドグレンさんは、定期的にYOUTUBEでオリジナル曲やカバー曲を発表しています。 今回のゲストは豪華です。ギタリスト…
日本人は大きな目的を見据えて行動するのが苦手です。いつも場当たり的な行動しかできません。物事を正視しません。失敗しても学べません。日本人のこの傾向には、何か根本的な原因があるのではないでしょうか。 生物というのは、だんだんと無秩序へと向かっ…
日本人はソフトウェアを作るのが苦手です。ソフトウェアのみならず、抽象的なものは尽く苦手です。高度に抽象化したシステムが支配する世界において、日本人が貢献できる分野はごくごく限られています。 日本人が大したソフトウェアを作れないのは何故なので…
日本人は自己啓発が苦手です。これには日本人の性質が関係しています。自分を変革して環境を変えていくのではなく、環境に合わせて自分を抑えるというのが日本人だからです。日本人は自律的に進化していくことができません。いくつになっても上からの導きを…
日本のお笑いは独特です。社会の歪みをそのまま表しているからです。その病的な傾向に、さらに拍車をかけているのです。 日本のお笑いは、弱者を嘲笑う所に特徴があります。ボケとツッコミがいて、ボケの発言を取り上げ、馬鹿にしたり、頭を叩いたりするわけ…
日本はいまが変わるチャンスです。多くの人々が現実を直視し、問題点をはっきりと認識するようになったからです。課題が明らかならば、あとはそれを解決するだけです。変わるべきことが分かっているのなら、変えればいいだけなのです。 国は、民からみかじめ…
日本人はまともな製品を作ることができなくなりました。どうしてなのでしょうか。ここから挽回する手立てはあるのでしょうか。 以前、メインフレーム向けの大容量記憶装置の開発に携わっていたことがあります。その時は世界一の製品を作り上げようとして皆が…
よくある男が女になってしまうというコメディ映画ですが、結末は一風変わっています。ラブロマンスの要素もあります。意外に重要なテーマを扱っている寓話です。 プレイボーイで仕事もできる独身主義者のサムは、ある夜、友達の独身お別れ会に参加します。家…
日本人は極端です。身勝手で好き放題に振る舞うかと思うと、集団の中で耐え忍ぶこともします。その両極端の間でちょうど良いバランスを保つことができない人々です。 実は、日本人は自分のことしか考えていません。集団で行動しているように見えますが、我慢…
日本が衰退した原因はなんでしょう。あまりにも強い国家権力は人々を窒息させてしまいます。経済も衰退します。ついにはその力を軍事に振り向けるようになります。そして赤色巨星のような最後を迎えるのです。 国がその存在意義を人々に示し、従わせるにはど…
クルマは高価です。贅を尽くしたクルマもありますが、生活必需品としてのクルマもあります。ところが、昔と比べて日本のクルマは全体的に高くなっています。これはどういうことなのでしょうか。それ程の価値があるのでしょうか。 まず、日本の車がどれほど高…
日本人はモノを買わなくなりました。内需が落ち込んでいるだけでなく、日本全体の活気が無くなっています。何が原因だったのでしょうか。そしてそこから脱出する道はあるのでしょうか。 日本は生活費が高くつく国です。「食事が安くて美味しい」という人もい…
2022年に公開された「ザ・メニュー」という映画があります。孤島にある高級レストランで、選ばれた客だけに提供される一風変わったメニューと、異常な体験を描いています。ブラック・コメディです。 レイフ・ファインズが、サイコパス的なカリスマシェフを演…
日本人は物事をシンプルに考えられません。世界を抽象化したり概念化したりすることができないのです。彼らが作るものは混沌としています。彼らの社会は矛盾と対立を生み、やがて崩壊を余儀なくされるのです。 物理世界は、秩序だったものから混乱へと進んで…
少子化対策が叫ばれて久しくなります。日本人が結婚しなくなったり、子供を産まなくなったのには理由があります。日本では、もはや未来を描くことができないのです。 少子化に、経済的要素が関係していることは間違いありません。まともな企業では、適齢期を…
日本では人間に価値がありません。使い捨てられる運命にあります。常に誰かの所有物に過ぎません。それでいて、誰に仕えているのかも理解していないのです。盲目的に働いている奴隷です。 親が「子供をどういう人間に育てたいか」と尋ねられた時に答える決ま…
日本人は変わりゆく環境に適応できません。このままでは滅ぶしかないでしょう。生物として極めて当たり前のことができていないのです。なぜ日本人はこうなったのでしょうか。 人間は、外界をシミュレートできる、脳という面白い器官を持っています。世界の小…