知恵
数多(あまた)ある書物の中でも人生の節目において何度も読み返すべき重要な本があります。ヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」はそういった本のひとつです。人間がこれから目指していくべき方向についての大切な示唆を得ることができます。 シッダールタは…
日本人は変わりゆく環境に適応できません。このままでは滅ぶしかないでしょう。生物として極めて当たり前のことができていないのです。なぜ日本人はこうなったのでしょうか。 人間は、外界をシミュレートできる、脳という面白い器官を持っています。世界の小…
日本人は抽象的な思考を苦手としています。なぜでしょうか。音や言葉を処理する能力と抽象化の能力は関係しています。ところが日本人は、音声処理が苦手なのです。彼らの思考能力に限界があるのは、こういった理由もあるのです。 人間が世界を認識する場合に…
日本人は「日本が大好きです」と言いながら、日本に投資をしません。自分にも投資しません。投資がなければ成長も未来もありません。こんな時だからこそ、投資をすべきなのです。 彼らはいつも誰かに頼っています。自分の運命さえも他人に決めてもらいます。…
日本人は幸福ではありません。それどころか、彼らは自分が不愉快であるならば他人も不愉快になるべきだと考えています。周りを巻き込むのです。こうして不幸の連鎖が続きます。彼らの内面は一体どうなっているのでしょうか。 モノやカネはいくらあっても満足…
日本人は正しく外界を捉えられていません。自分も分かっていません。人間は世界を脳というフィルターを通して見ています。ですからそのフィルターが歪んでいれば、世界も歪んで見えます。同じ世界を見ていても、まったく別なものを見ており、その結果、違う…
日本人は怠け者です。手抜きをしながら生きています。決断を回避し、感情を抑制しています。それが日本の衰退へとつながっているのです。 脳は膨大なエネルギーを消費します。なので気を抜くと、どんどんモノを考えなくなります。これに抗わないと人として進…