kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

2017-01-01から1年間の記事一覧

人は自分の「いま」の行動を直接決定することは出来ない

人間というのは、実は、自分の「今」の行動を左右することはできません。生理学者、ベンジャミン・リベットの実験の知見がそれを示しています。人の行動は自身が意識する0.5秒前に無意識のうちに始まってしまっており、自己はそれを追認しているに過ぎないの…

「依存」する国民と「寄生」する政府

情緒不安定性人格障害者とサイコパスは、ある種の共生関係を結ぶことがあります。一方は誰かに依存したい、そして一方は誰かを支配し利用したい、その両者の望みが合致して、このような関係になります。 「依存」と「寄生」という関係は、精神病質者だけでな…

残業規制のしわ寄せを受ける下請け企業

SNSで、現政権になってから労基の対策等により、大手の残業時間が減っているという書き込みを見たことがあります。 大企業における残業規制が厳しくなっているのは確かです。もともと日本での給料というのは、ボーナスや残業込みで、初めて人並みの暮らしが…

日本人は、その人の「行動」ではなく「属性」で判断する

当たり前ですが大成する人は、それなりの才能(gift)が備わっているものです。そもそも我々が産まれてから、その国の言葉を難なく喋れるようになるのも、頭の中にその原型がプリセットされているから可能なのです。 ところが多くの日本人は、自分の中にある…

ロボットのような甲子園球児に見る、日本の教育の目的とその成果

甲子園の開会式で、プラカードを持った女性が熱中症で倒れたのですが、甲子園球児たちは、少しも騒がず無表情のまま突っ立っているという事がありました。普通の感情と良識を備えた人間なら、すぐに駆け寄って助けるとか、少なくとも心配そうな顔をして気に…

為政者はなぜ悪魔崇拝者となるのか

以下はフィクションです。 ほとんどの庶民が無神論者や唯物論者である一方で、皮肉なことに、為政者達は目に見えない存在を信じています。というのも、彼らはそういった存在と実際にコミュニケーションをとり、未来を教えてもらい、時に願い事を叶えてもらっ…

理性的存在である人間にとって不可欠な長期記憶はどこに存在するか

人間が理性的存在であるためには、長期記憶の存在が必要不可欠です。記憶があるから自分が何者であるかが自覚でき、客観的に自省し、未来の計画を立てて実行に移すことができるのです。 この長期記憶が何処に保存されているのかは、はっきりと分かっていませ…

物理世界における時間と、精神世界における時間

物理世界における時間と、精神世界における時間は、まったく別のものです。時間が止まった物理的な空間をイメージする事はできます。しかし時間の止まった自己というのは想像できません。このように、自己の本質は時間と不可分だと分かります。 さらに時間の…

誤った巨大プロジェクトを止めることができない日本

以前も書きましたが、日本人は、最終兵器や巨大プロジェクトが大好きです。戦艦大和だとか、宇宙戦艦だとか、ガンダムだとか、最新鋭戦闘機だとか、何か最新テクノロジーを使った兵器がそのうち現われて、日本人を救ってくれると思っているのです。 先の大戦…

テレビや映画などによる洗脳に弱い日本人

ナチスがプロパガンダとして効果的に利用して以来、現在に至るまで、ラジオ、TV、そして映画等のメディアは主要な洗脳の手段として為政者に利用されてきました。これらを使って為政者が敵とする相手に対して、大きな憎悪を持つように人々を誘導することも可…

「孤立死」が問題なのではなく、仕事もなく、食べ物も手に入らない社会が問題

TVニュース番組で「孤立死」が特集され、ちょっと話題になったようです。老人だけでなく若者(20代や30代)も孤立死することがあり、その割合も無視できないほど高いのです。そして特集の最後では、「趣味を持ち、地域活動に参加して孤立しないことが大切だ…

ウソと自己洗脳によってバカが大量生産される日本

このような感じの文章がSNSで流れていた事がありました。 すなわち、当たり前を有難うと言うのが感謝であり、もう駄目だをこれからと言うのが希望であり、疲れたを頑張ったと言うのが努力である、というものです。 まさに日本人の典型的な偽善的思考があらわ…

人間の理性を成り立たせているものは何か

人間の理性とはいったい何でしょうか。人を理性的存在たらしめているものと、他の生命体のそれとは何が違うのでしょうか。 「人間は考える動物である」という答えでは不十分です。カラスだって自分で考えて工夫することができます。しかし彼らは、物理世界や…

肉体とは別に魂は存在するか

肉体とは別に魂のようなものが存在するのでしょうか。あるいは人間という生命体は完全に物理的要素から成り立っているのでしょうか。 仮に人間は物理的要素から全て成り立っているとして、さらに物質を完全に転送可能なテレポーテーション装置も発明されたと…

人間と、その他の生物との優劣の差はどこにあるのか

以前通りを歩いていたら、体を半分踏みつけられて、のた打ち回っているミミズを発見しました。ミミズにも「苦しみ」というものがあります。ゾウリムシにだって、のた打ち回っている様に見えないだけで、苦しみがあるのかもしれません。 もし下等動物や虫がよ…

多世界、平行世界はあり得るのか

平行世界を扱ったSF小説に「高い城の男」というのがあります。ドラマ化されて多少有名になりました。「ドイツと日本がもし戦争に勝ったら」という世界を描き、その中の登場人物達もまるでこちらを覗くように、「もしアメリカとイギリスが戦争に勝ったら」と…

日本人は何故B級グルメを有難がるのか

日本人はやたらとB級グルメを有難がる傾向があります。TVでラーメンやご当地グルメを特集すれば一定の視聴率をかせげます。有名店には、わざわざ開店前から行列ができたりします。しかし所詮B級です。 これは食の貧しさを自覚しながらも、せめて身近な食事を…

食事の貧しさを醤油や味噌で誤魔化してきた日本人

「白いご飯はおいしい」などと言いますが、白米はそれだけでは美味しいとはいえません。塩や副菜などによって、唾液の分泌を促す必要があり、それによって、ご飯のデンプンがブドウ糖に変わり、ここで初めて「美味しい」と感じるのです。 ご飯は言うまでもな…

稲作という重労働を強いられてきた日本人

「日本人には米があう」とか、「白いご飯はおしい」とかよく言われますが、日本人は本当にお米が好きだから、稲作を始めたのでしょうか。 稲作は小麦を育てるのと比べて、はるかに苦労を伴い手間のかかる仕事です。環境も泥水につかりながらの作業で劣悪です…

日本人は何故、ロ○コンが多いのか

中学生、高校生のアイドルがずらりと並んだ番組に、外国人タレントがゲスト出演した際、 司会者から「どの子がタイプですか?」と尋ねられたそうです。そのタレントは驚いて「みんな子どもですよね?」と答えたそうです。 日本人の○リコン好き、幼女好きは世…

自分の悪を正当化してしまうサイコパス

サイコパスには、物心ついた頃からそうであった者もいれば、途中からサイコパスとなる道を選んでしまった人もいます。サイコパスは自己中心的で、自分の為すことを全て正当化してしまうところに特徴があります。 途中からサイコパスとなってしまう場合、発達…

「心の風邪」で処方された薬によって、却って症状が悪化するとき

「心のカゼ」と称され、簡単にうつ病と人々が診断されるようになり、抗うつ薬も気軽に処方される時代となりました。この抗鬱剤について少し見てみましょう。 抗鬱剤として日本で主に使われているのはSSRIや、三環系ですが、これらはどちらも脳内の伝達物質で…

権力にしがみつくサイコパスへの対処

権力を握ってしまったサイコパスをその地位から降ろすのは至難の業です。開き直ったサイコパスはダイヤモンドのように傷つかず(笑)、ある意味最強です。人並みはずれた無神経さ、情のなさ、そして周りを外敵か、利用し尽くす対象としてしか見ていない人間…

丈夫な兵士を産む女性の選び方

これからの日本、偉大なる指導者様(笑)のもと、国防のために、あるいは傭兵となって、世界各地で活躍できる兵隊が必要となってきます。その為には屈強な兵士となるような子供を沢山、作ってもらわなければいけません。 丈夫な子供ができるように、若い男性…

「やらない善よりやる偽善」というウソ

誰が言い出したのか、「やらない善よりやる偽善」という言葉があります。311の時には、多くの人たちが軽い気持ちで、この言葉に同調して寄付をしました。本当に、何もしないより、偽善を行ったほうが良いのでしょうか。「やる偽善」の問題点をいくつか挙…

人が苦しんでいるのを見て喜ぶ病的な日本人

日本人は他人が苦しむ姿を見るのが、ことのほか、好きな人達です。プロ野球で恒例の無駄な自主トレが始まると、監督が遅い時間にやって来て、「おう、やってる、やってる」と目を細めて喜びます。立場の低い者が何か失敗すると、ルールや大義を持ち出して、…

トヨタの強みと復活への道

トヨタは庶民向けに低い次元でバランスされた、魅力のない大衆車をうんざりするほど作ったかと思うと、トヨタ2000GT、AE86(カローラレビン、トレノ)、初代MR2(AW11)、スープラ(A80)、トヨタ86、レクサスLFAなど、価格帯にかかわらず、面白いクルマも時…

多重下請構造をもつ日本のIT産業は絶対に勝つことはできない

日本はIT産業に力を入れているようにも見えますが、今のままでは絶対に生き残る事はできないでしょう。将来の崩壊を予感しながらも、束の間のカネ儲けをしているようです。 いうまでもなく日本のIT業界は、建設業や他の多くの産業と同じく多重下請け構造とな…

映画「シン・ゴジラ」に登場する異様な日本

「シン・ゴジラ」は楽しく観ましたが、あらためて異様な日本についての描写が目立つ内容でした。その点はよく出来ていました。しかし共感を狙った層が日本限定的なものであり、極めてニッチだったので、海外では全然興行収入をあげられませんでした。日本人…

個人に責任・義務を転嫁する国

高速道路で対向車がバスに飛び込む事故が起こった時に、「とっさにハンドルを左に切った運転手が凄い」とか、「シートベルト着用を呼びかけたのが偉い」という報道がなされました。 なぜ医師が運転していたクルマが左のガードレールにぶつかった後、対向車線…