kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

おもてなしの心など持っていなかった日本人

外国人観光客のガイドをした男性が、日本の対応にがっかりしたという記事を読みました。それによると、彼らはまるで邪魔者であるかのように日本人から扱われたのだそうです。「おもてなし」など幻想に過ぎなかったという文章でした。

 

上の記事のような態度をとった日本人からすれば、次のような理由がありそうです。ひとつは彼らが白人ではなかったことです。もうひとつは、彼らの身なりがみすぼらしく見えた可能性があります。

最近の都内で見かける外国人観光客は、貧しそうな身なりをしています。日本はモノが安くて、低所得の人達でも気軽に観光ができる国となったからです。髪の毛はパサパサだったり、逆にベタベタしていたりします。目は濁っており輝きがありません。

 

日本人は外見によって人を差別する人々です。自分より下だと見るや、ぞんざいな態度を示し、上だと見えるや、媚びへつらう人達なのです。

見かけで判断するだけあって、自身の身なりだけは気をつけています。髪の毛は直毛が多く、綺麗に整えてあります。彼らからすると、昨今の訪日外国人は汚く見えてしまうのです。

そんな彼らも、綺麗な格好をした白人には敬意を払います。日本人は、カネを持っている者、強い者にはへりくだります。そんな姿が「おもてなし」に見えるのです。

 

黄色人種である彼らは、自分自身をどう思っているのでしょうか。彼らが大好きなアニメを見てください。色が白くて、コーカソイドのような特徴を持ったキャラクターが主人公です。これが、彼らの頭の中にある自分の姿なのです。幼稚なため、ファンタジーと現実を同じに見てしまうのです。

けれども、日本人は彼らと対等ではありません。その現実を見ようとしません。

 

以前、相○線沿いに住んでいたことがあります。駅の近くで便利でしたが、航空機の騒音は酷いものでした。二重サッシでも意味がありません。平日の昼間に部屋に居ようものなら、耐えられない程です。週末の夜になると、酔った兵士が駅の周りをうろついていました。

 

先輩のフィールドワークに便乗して沖縄に行ったことがあります。現地のガイドの方にいろいろと案内をしてもらいました。キャ○プの中の様子がよく分かる場所に行った時のことです。フェンス際で日本人観光客も多くいました。ビーチパラソルの下でショボい土産物を売っている白人もいます。ところが、ガイドの方が住民との微妙な関係について喋りだすと、突然、その白人男性が巨体を揺らしながら近づいて来たのです。彼は、日本語を理解できる軍関係の監視役であり、「その辺にしておけ」と脅していた訳です。

 

日本人はこういった事には、実に鈍感です。沖縄の人のほうがよく現実を認識しています。本土では、日本人は何かをするどころか、フェスティバルがあると喜んで出かけるといった有様です。

強い者には、どんなに酷い扱いを受けようとも、媚びて「おもてなし」をするのが日本流です。反対に、弱いものには残酷です。つまり日本人は、人間同士で決して対等な関係を築けないのです。こんな人達が世界の人々から信頼されるわけがありません。

 

今の日本は、モノやサービスが安いという点にしか価値がありません。円安誘導を続けてきた政府の願いがついに叶いました。もはや彼らは貧乏人なのですから、訪日して下さる人々には、土下座をして迎えるくらいでないといけません。

そういった「おもてなし」教育を小学校から授けてみてはいかがでしょうか? アジアの最貧国として、実にふさわしいではありませんか。