kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

容易に堕落する日本人

日本人は、どこまでも簡単に転落していく人々です。彼らには進歩という考えがありません。環境を変えられないのです。周りに合わせて自分を変えていくだけです。自分たちの日々の生活や文明を向上させることが出来ないのです。

 

1961年の日本のスラム街を映したフィルムがあります。狭いボロ屋に人々が密集して暮らしています。上下水道は整備されておらず、近くの川から生活用水をバケツで汲んできます。排泄は共同便所で済ませますが、垂れ流しで悪臭を放っています。子供は思い思いの場所で野糞を垂れ、野良猫がその匂いを嗅いでいます。その横では老女のように見える女性がシケモクを吸いながら炊事をしています。

夕食は得体の知れない動物の内臓をおかずとして食べています。日雇いの仕事が無い時には、男性が昼間から飲んだくれて、道端で口を開けて眠っています。

長屋の中には今でいうカプセルホテルのようなものもあります。小さな箱の中に寝そべってタバコを吹かしくつろいでいます。昔の奴隷船のように人々はすし詰めになっています。驚くべき事に、こんな場所でも宿代や権利金が必要だったのです。

建設省スラムを一掃するために公営住宅の建設に乗り出しました。ところが、説明に来た役人に対して住民は怒鳴り散らして反対をします。こんな所でも人々には居心地の良い場所だったのです。

 

日本人は程度の差はあっても、このスラム街の住人のようなものです。劣悪な環境であっても、それに気付くことが出来ません。認知が歪んでいます。今の生活が一番であると考え、それに反するような意見には抵抗するのです。

彼らは環境を改善するのではなく、自分の認識を変える事で適応しようと試みる人々です。もし仮に世界が日本人だけで構成されていたとしたら、未だに、コ〇ナ対策どころか、その存在さえも気にする人が居なかった事でしょう。

 

茶色がかった生徒の髪の毛を「黒く染めるように」と、教師が行き過ぎた指導をして不登校になった問題がありました。司法は、「脱色を禁止した校則には合理的な根拠がある」という主張に理解を示しました。この国の人々は、日本人はすべて「黒髪で黒い瞳である」と信じ込んでいます。その一方で、アニメや漫画では自らを白人のように描き、それと自分を同一視しています。

日本は隔離病棟のようなものです。精神を病んでいて集団で妄想に浸っています。人格障害者の集まりです。少なくともカルト集団と言えるでしょう。あるいは「腐ったミカンはひとつの箱に」との思想で作られた収容所列島のようなものでしょうか。

 

日本というのは、他国から見ると異常な人々の住む国です。例えば、隣国に輸出規制を仕掛けて相手が泣きついて来るのを期待していましたが、何事も無かったかのようにあっさりとかわされました。それを見て「困っていないのはけしからん」と怒っています。結果として窮したのは、日本のメーカーの方でした。馬鹿としか言いようがありません。

日本人は、現場に細かく「カイゼン」をするように指導はできても、肝心な自分のオツムの改善は出来ない人々です。

 

明治以来、日本は教育によって多様性に欠けるような人々を作り出してきました。それでも高等遊民のように暇が出来ると、彼らはいろいろ考えたり勝手な事を言い出したりしたのです。

政府は、国民を貧しくし忙しく過ごさせる事が得策だと気づきました。厳しくすればするほど「普通の日本人」は「考えなくてすむ」と喜ぶのです。その結果、日本は普通の文明社会には適応できないような人間ばかりになりました。日本だけが特殊なのです。

軍隊のような組織は、戦争時や大量生産の時代には良かったのですが、今の世界では通用しません。独裁政権下での軍隊生活が一生続くなんて、全くの悪夢としか言いようがありません。しかし日本人は平気なようです。こんな社会でもユートピアだと信じているのです。現実を都合よく歪めて解釈してしまう日本人の能力には感心せざるを得ません。

 

人間としてのピークである20代から30代に、彼らは抑圧を受け、乏しい給料を貰いながらも我慢をして過ごします。歳をとれば御利益があると思っています。しかし実際には40代から50代で体や精神を壊して表舞台から消えている人が多いのです。

いや、彼らは未来の為に耐えているのではありません。実を言うと、彼らは何も考えずに、その日暮らしをしているだけなのです。スラムの住人のようにです。

 

「普通の日本人」と称する異常な人々が国益を損ない、まともな日本人に多くの迷惑をかけています。年齢や、高学歴かどうか、富裕層かどうかに関わらず、こういった「普通の日本人」は一定の割合で存在します。高学歴の「普通の日本人」は言葉を発し、屁理屈をこねるだけに、よりやっかいです。

IQや学歴では彼らを判別する事ができません。彼らを識別する為の新しい指標が必要です。彼らの内面はスラム住民と変わりがありません。劣悪な社会を支持し、現実を歪めて解釈し、それを他の人々にも強要する人たちなのです。

彼らを隔離し、彼らだけの「ユートピア」社会を作ってあげれば、日本も少しはまともになるのかもしれません。