kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

蛮族と化す日本人

日本は文明を捨て去り、野蛮人の国へと向かっています。これは世界でも初めての事ではないでしょうか。ある意味、日本は先陣を切っているのです。

 

近代以降、世界の距離は縮まりました。一度文明化すると、そこから逆戻りするというのは考えらない事でした。戦争で国が荒廃しても、それは限られた間だけの話であり、戦争が終われば復興するのが普通だったのです。

 

ところがそれに逆行しているのが日本なのです。バブル崩壊から、日本は衰退するばかりです。人心は荒廃し、企業業績も悪化しています。政治は機能していません。庶民から見れば無政府状態です。治安も悪くなっています。東京には警視庁がありますが、それ以外の場所では地方警察しかありません。

地震とそれに伴う汚染事故が日本にとどめを刺したのです。人々はもはや「復興などできないのだ」と悟りました。その後に続く大きな自然災害やコ〇ナ禍に対しても、日本は手も足も出ないという事が分かりました。戦後より悪い状況です。為政者はどうしたら良いのかがさっぱり分からないのです。

 

日本人のような自浄能力の無い人々には大切なことは任せられません。1億人もの人々を擁する国を統べるなど、彼らには荷が重すぎるのです。日本人というのは誰かに指導をしてもらうか、手本を見なければ、何も出来ない人達なのです。

日本の大きな問題は形だけで中身が無いところです。見様見真似で、表面だけを同じにすれば、それで「同じレベルまで追いついた」と勘違いしてしまうのです。何も考えていないので、習得が速いように見えますが、理解していないので応用が利きません。

具体から抽象し、演繹を行い、そこからまた具体化するという手順を踏まずに、具体から具体へと脊髄反射で反応するだけの人達だったのです。

 

東京だけは、しばらくの間は体裁を保つでしょう。しかし地方は急速に衰退していきます。冗談ではなく、移動手段としての自転車や輪タク、人力車が復活するでしょう。

ガソリン車から電気自動車という変化に対応できないだけではありません。値段が高すぎて、クルマを購入したり維持費を払ったりすることが出来なくなるのです。

田舎では職場に通うのに、自転車で片道1時間や2時間をかけるのが普通になるでしょう。日本人には、文明が崩壊したあと、自分たちで自動車を修理したり、ラジオや無線機を直したりという事ができません。彼らには工学的センスがないのです。

それどころか、「そんな面倒な事をするぐらいなら、人力でいいや」というのが日本人の考え方です。クルマが必要というならば、旧東ドイツトラバントのようなシンプルなものが必要です。木炭自動車もいいでしょう。

 

食料不足は目の前です。今のままでは自給自足など不可能です。食料を輸入するにも、高すぎて庶民には手に入らないものが増えていきます。

これからどうなるのでしょうか? 「てめえの食いぶちは自分で何とかしろ」となるのです。「小作人」が復活します。土地を借りて、汗水を流して穀物や野菜を育てるのです。物々交換で何とか生きていくしかありません。

飢饉や餓死が当たり前のことになるでしょう。もし国連機関や外国の人々が見かねて援助の手を差し伸べようとしても、それらの物資は政府を経由するうちに何処かに消えてしまいます。地方は切り捨てるしかないのです。

 

日本は中世のような素朴な世界へと変わります。形だけを真似て先進国になっただけなので、崩壊の速度も速いのです。人々は生まれた階層から、一歩も這い上がることができません。東京に移動してもスラム街で暮らすだけです。

 

老人は今の若者を見限っています。若者には覇気がなく、仕事もできず、消費意欲もないと見ています。それと比べて「幸い俺たちは年金を貰えるし、ちょっとした仕事で小銭も稼げる。遊んで暮らそう。貯金は全部使い切ってしまおうぜ」と考えているのです。「子供や若者はどうなる?」と訊かれれば、「知ったことか」と答えるだけです。

 

日本は惨憺たる状況になります。文明国家から未開の国へ。社会学者にとっては興味深い対象です。その時には日本が再び注目を浴びることになるのです。別の意味の「ジャパン・アズ・ナンバーワン」として。

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