kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

ポルシェGT2とニュルブルクリンク


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911ターボはポルシェが作る量産車におけるフラッグシップでした。超高速で長距離を巡航できる性能を持ちますがワインディングを走らせるには手強い相手です。

そのターボモデルも1995年のモデルからそれまでの二輪駆動から四輪駆動へと進化しました。強大なトルクとパワーを安定して受け止めるにはそれしか方法が無かったのです。その代わりに面白さは失われました。

そのように感じる世界中の気の触れたマニアの為に生まれたのがGT2というモデルです。ポルシェ随一のトルクとパワーを備えながらも二輪駆動です。素性は大変危険なクルマですがきちんと仕上げて来る所は流石にポルシェです。

ニュルブルクリンクを走らせているこの動画を見てもGT2RSの安定性を窺い知る事が出来ます。少し直線がある所では直ぐに260kmを超えます。最後のストレートは300km以上を維持して走っています。所々に厳しいコーナーがありますが高速鉄道にでも乗っているかのように安定しています。まるでちょっとした峠を軽く流しているかのようです。

RRはFRと違ってコーナーでは早めにインに付けます。その後で急激にリアが外側にはらみイン側へ向かって巻き込むようにクルマが曲がるからです。その結果、素早くコーナーを駆け抜けて行く事ができます。ただしアクセルを踏む込み過ぎるとリアが破綻して最悪スピンへと至ります。横Gやブレーキの加減によってもスピンの可能性があります。

このビデオでは、運転者の技量に依るものもありますがパワーオンでも実にクルマが安定しています。緩やかに曲がるのも急激に曲がるのもアクセルひとつで自由自在です。これぞドライビングを楽しみながら同時に速く走る事の出来る究極のクルマです。