日本人は歪んだ心眼で世界を見ています。もはや矯正不可能です。しかもそういった人間が大多数です。日本の行く末はどのようなものになるのでしょうか。
職場の同僚と話していたところ、突然「日本は2600年の歴史があって凄いんだ」という発言が彼女の口から飛び出し「気でも狂ったのか」と思いました。どうやら会話の中で「中国」という単語が出たので、それが刺激となって自動的に反応したようです。
日本にはひと皮剥くとネトウヨのような人間が大勢います。学歴やキャリアに関係なくです。東大、京大、一橋、早慶を卒業した人々でもそうなのです。上述のような考え方は、彼らの脳にも深く刻み込まれています。
小さな会社の社長と仕事をしたことがあります。70歳を超えていますが頭はしっかりしています。彼がちょっと時間が空いた時に、鞄からニューズウィーク日本版を取り出して、これ見よがしに読み始めました。しばらくすると「君も、こういった雑誌を読むといい。中国が何を企んでいるか分かるよ」とのアドバイスを頂きました。「アベノミクスの時に株で800万円儲けた。安倍さんのお陰だ」とも言ってきます。「ウナギは◯◯◯◯に限るよ。端が折り返してあるのがいいよね」「鮨は江◯◯◯だね。大将とも馴染みだよ」などと自分の話ばかりです。
彼らがどれほど中国や韓国を憎んでいるかは驚くばかりです。下に見ていることは間違いありません。台湾については格下の子分のように考えています。
中国や韓国は寛大です。こんな幼稚な人々に辛抱強く付き合ってくれます。昔は中国の清華大学出身者や優秀な韓国の技術者が多く日本に来ていました。今はミャンマー、スリランカ、ネパールといった国々からの技術者が来てくれるかどうかです。中国や韓国の人たちにとって、もはや日本から学ぶものはありません。お金を稼げる国でもありません。精一杯虚勢を張っているだけの哀れな衰退国です。
対して日本はといえば、暴言を吐いたかと思うと、次の瞬間には、惨めにも相手国に擦り寄ります。まるで「本当は俺のことが好きなんだろ、ええ? だったら許してやってもいいけどな。ゲヘヘへ」と言っているかのようです。相手に見放されるのが怖くてしょうがありません。下賤の極みです。
日本の外交は最悪です。自分で火をつけておきながら「訴えてやる」「通報してやる」というような幼稚なレベルなのです。そういった対応がシステム化されているので、職員はそのマニュアル通りに動かざるを得ません。「付け火して煙喜ぶ田舎者」とは、まさに日本人の姿を正しく表しています。
彼らが反射的に外国を貶めて日本を持ち上げてしまうのは、偏狭な田舎者にあり勝ちな身びいきです。日本人は自分が贔屓にしているサッカーチームや球団、プロレスラーを熱烈に支持する下層労働者階級の人々のようです。単なるゲームに過ぎないのに、普通に楽しむことができず、勝ち負けに夢中になってしまいます。ルール無用で試合相手に暴言を吐き口汚く相手を罵り暴力を振るいます。視野の狭い病人です。
「外国人が観光地の和式便所を汚している」と日本人は非難します。自分達が悪いのではないかとは決して思いません。体の大きな人が、あのような狭いターゲット目掛けて正しく大便を落とすのは至難の業です。なぜ洋式便所に改装しようとは思わないのでしょうか。日本人はいつも自分の都合ばかりを考えています。
他人のことを考える思いやり深い人々だと彼らは自称します。実のところは、人と違う事をしてしまうと自分が不利になるからという理由に過ぎません。深く考えるのが面倒くさいからという理由もあります。
妙なルールを守らせるために、彼らは相互に監視しあっています。観光地にはトイレが少なくゴミ箱もありません。ギリギリまでトイレを我慢し、汚いゴミを持ち帰らなければなりません。我慢できずにクルマの中で用をたす人もいます。日本でF1レースを開催した時にも観客用トイレの数が足りずに大惨事となりました。予定されている万博では、トイレはいったい何個設置されるのでしょうか。日本人は、人間に対する共感や想像力が欠けています。
日本では、どういう理由で存在しているか分からないルールに無条件で従うことを求められます。信仰が足りないと、うっかり「処理水」を「汚染水」と言い間違えてしまいます。こういった「日本教」への信心に欠ける「隠れキリシタン」は、罰せられなければなりません。
マスメディアはプロパガンダばかり流しています。日本のFM放送は昔から音楽より無駄話の方が多かったのですが、今では途中に政府のプロパガンダが差し込まれます。免許の許認可権は総務省が握っており、放送局には必ず天下りがいますからやむを得ないのです。とはいえ、みんなが同じ広報を垂れ流すのだったら放送局はひとつで十分ではないでしょうか。それにしても、毎日飽きもせずにこんなものを見聞きしている連中の頭の程度が知れるというものです。
日本では学校や官庁、会社の序列が厳格に決まっています。優れた人間はその時に人気のある就職先を一斉に目指します。やがて数十年経つと、さしもの人気企業も衰退産業の仲間入りをしています。成績優秀だった新入社員は、部長や役員になっています。その頃には、悪知恵を働かせ既得権益をさらに拡大しようとする妖怪と化しているのです。だから日本では、ゾンビ企業が無くならないどころか増えていくのです。それを守り生かし続けるのが命題となっています。
日本では政治家の質が劣悪です。馬鹿でも馬鹿の代表として立候補する権利があります。しかし議会において、喧嘩も討論もできないのでは、到底政治家とは言えません。それ以前に政治や経済に対する見識を問われても答えられないのです。自分の意見を述べられない代議士なんて想像できるでしょうか。和を乱さず強いものに従うことがよしとされています。要するに彼らは政治家というより、やんごとなき存在から直々に任命された特権階級なのです。官僚に恩を売っておけば勲章だって貰えるかもしれません。誰も彼らに歯向かうことができません。
政治家はウクライナの戦争を見て気づきました。自由主義陣営に属して被害者ヅラをしていれば、カネや武器を融通してもらえるし、称賛もされると学んだのです。「俺もゼレンスキーのような勇ましいヒーローになりたい」と夢想しています。それ以前に「ならず者国家」としての血が騒ぎます。戦争をしたくてしょうがありません。よく考えもせずに猿真似をして破滅に向かう傾向は昔から全く変わっていません。
しかも彼らは外国のカルト教団と気脈を通じています。というより一心同体です。日本人を現実離れした妄想に浸らせておくのは、お互いにとって利益となります。日本人はチョロいので、直ぐに騙されてしまいます。「神の国」と言いながら、実は日本破壊を目論む外国のカルトに乗っ取られていたのです。外患誘致もいいところです。滑稽ですが、謝りもせず辞任もせずに暴言を吐く政治家を、頼もしく感じているのが日本国民です。
民衆の愚かさと寛大さに感謝するしかありません。無能な日本の若者を一掃し、移民と置き換える千載一遇のチャンスです。戦場において彼らの肉体は四散し骨さえ残らないでしょう。残された家族は、それを「名誉の戦死」と言って喜んでくれます。彼らは増税にも物価高にも耐えてくれます。生活費を削ってまで我慢します。最後は命を失うと分かっていてもです。
今後、軍事予算はどんどん増えていく見込みです。このビジネスに参加しない手はありません。「バスに乗り遅れるな」ということです。一発逆転のギャンブルです。でも、2600年以上続く神の国ですからきっと勝つことでしょう。学生に人気の就職先も、これからは軍需産業と防衛省となっていくのかもしれませんね(笑)