2018-01-01から1年間の記事一覧
日本人にはまるで投げやりとでも言えるような態度が見られることがあります。深刻な物事に対する恐るべき鈍感さと無作為、あるいは極めて不適切な行動が顕著なのです。 以前、エネルギー関連企業に抗議に行った人がSNSで、若い男女の社員達がニヤニヤ笑いな…
エドガー・アラン・ポーは怪奇小説や推理小説だけでなく、詩のように美しい短編も残しており、この「エレオノーラ("Eleonora")」は、幻想的な内容ですが、彼独特の表現による至高の恋愛小説と言えるかもしれません。特に心境の変化に伴い、自然が変化して…
シューベルトという人は変わっています。 率直に自分の思いの丈を音楽で表しています。それは必ずしも音楽的表現として妥当なものではなかったと思いますが、彼はたぶん、有名になりたいとか、深遠なものを表現したいとか、感情をぶつけたいとか、はたまたモ…
日本人は深く考えようとせず、表面的な知識だけを身につけて生きている人達です。 以前、昇進試験を受ける人がいて「『こんな感じの問題が出るかもしれないよ』と教えられたので勉強しておきたい」と言うので、模範解答を書いてあげました。後日尋ねると、彼…
人工知能は「思考する存在」として、人間と同等以上のものになれるでしょうか。 コンピューターは情報を入力し、それを一定のルールに従い処理し、出力します。我々が誰か他の人間に話しかけると、彼自身の中で受け取った言葉を処理して、反応を返します。そ…
言葉は人間に計り知れない恩恵をもたらしましたが、同時に災いをももたらしました。 近代文明の担い手達が気づいた事のひとつは、野蛮な未開人に文明を与えると、テロリストになるということでした。彼らの性質は教育によって変えられず、文明の利器を都合の…
日本人には人として信じがたいような軽薄さがあります。まるで魂や心が欠けているようにも見えます。 ある種の異常行動の原因のひとつは物事に適切な優先順位や強弱をつけられないところから来ます。 例えば手を何度も洗わないと気がすまない不潔恐怖と呼ば…
日本人というのは実に軽々しく言葉を扱う人々です。 例えば尊敬語や丁寧な言葉がしばらくすると相手を侮辱するものに変わってしまう事が良く在ります。「貴様」「御前」などがそうですし、「ご愁傷さまです」というのは時に極めて失礼な表現となります。「遺…
あなたが赴く社会は軍隊のようなものであると思ってください。そう考えると様々な不可解な言動にも納得がいくでしょう。管理職として赴くあなたは士官であり、部下は兵士なのです。 (1)相手の呼び方:「おい」 「おい」という言い方は上から下まで良く使…
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日本のシステムは可能な限り複雑で煩雑であることを目指します。ですから業務効率化等は全く馴染まないのです。 日本では込み入った何段階もの手続きによって、そこから利益を抜き、民衆の動きを制御するようになっています。生産者や消費者からの集金マシン…
道徳の授業のときに教師がこんな話をした事がありました。「モノは生きている、だけどモノは人間に捨てられると死んでしまう」という趣旨の話で「モノには魂が宿っている、だからモノを大切にしましょう」という事をその教師は言いたかった訳ですが、その奇…
日本人は他人をモノのように扱う人達です。彼らには人間性という概念が欠けていて、他人への共感や愛が欠けています。 「共感」があるから他人を対等と認識するのであって、単に感情の上で好きだから愛でるというのは、理性ある人間ではなく獣のレベルにある…
ひとつの考えに過ぎませんが、ひょっとすると地球にはもともと文明を持った、現在の人間とは異なる形態の存在があって、地球規模の気候変動などのやむを得ない状況により、DNAに司られた有機生命体に彼らの情報と命の存続を託したのかもしれません。 言うま…
日本人には進歩という考えが無いように見えます。いかに他を出し抜いて国や企業や自分が儲けるかという悪知恵はあっても、より良い生活を求めて議論したり仕組みを作り上げようとする気はないようです。例えば国の根幹である法について見れば日本人の考えが…
日本人の多くは心に大きな闇を抱えています。それは文芸や漫画、アニメ、映画といった表現形式にしばしば現れます。まずは芥川龍之介の「年末の一日」という短編の一部を見てみます。 "すると富士前を通り越した頃、電車の中ほどの電球が一つ、偶然抜け落ち…
ベートーヴェン後期の傑作、ピアノソナタ第29番(通称、ハンマークラヴィーア・ソナタ)は、ピアノの音響効果を最大限に活かそうと試みた曲で、今聴いても目の覚めるような感じを受けます。 古典的なところもあれば、中期のような堂々と充実した部分もあり、…
もしこの世界を作った存在が居るならば、この世に無関心であるように見えるのは不思議なことです。まず彼らはどのようにこの世界を見ているのでしょうか。 仮に彼らにも我々と同じような時間感覚があるとします。すなわち、一方向にほぼ同じようなペースで流…
神話や古くから伝えられてきた物語は重要です。人類の遺産と言われるような本は数多くありますが、そのうち後世まで残るはどのくらいでしょうか。文明は栄えては滅んできました。全世界的な単一文明を築き上げても、この先もそれが続く保障はありません。 図…
映画における格闘シーンは非現実的で誇張されたものですが、興味を惹かれる点もあります。映画「ジョン・ウィック:チャプター2("John Wick: Chapter 2 ")」ではキアヌ・リーブス演じる主人公と敵の女性とが闘うシーンがあります。これだけ体格差があると…
日本人は基本的に怠け者で楽して儲けることばかり考えています。上から下まで未だに中抜きを狙っています。つまり自分では何も新しいものを生み出さず、価値を付加することもせず、ただただ中間マージンだけを都合よく頂戴し、何もしなくても懐に金が入るよ…
日本人は音痴とよく言われます。具体的な話を進めるのに「浜辺の歌」を取り挙げてみます。成田為三によって作られた唱歌ですが、これを歌う際に音程を外し易いポイントがいくつかあります。 (1)音程が段々と上がる部分 「あしーたあ、はーまあべー」の「…
我々が認識できるものの中で最大の謎は自身の存在です。自分の見ているもの感じているもの全てが幻想であるとしても、自分の存在は否定しようがありません。 人間がどうやって存在するに至ったかという謎は計り知れませんが、ひょとしたら現在の人間の姿は激…
日本人は奇妙な笑いを浮かべることで知られています。この笑いには、おおよそ、次のような意味があるかと思われます。 (1)自分は敵ではなくあなたに同意しているという意志を伝達するもの (2)自分の感情を隠して相手を利用しようという意図によるもの …
映画「パピヨン」でスティーブ・マックイーン演じる主人公が最後に放つ台詞です。仲間の裏切りによってフランス領ギアナのデビルズ島で無期懲役囚となったパピヨン("Papillon")と呼ばれる受刑者が脱獄するまでを描いた実話に基づく作品です。 岸壁から飛び…
日本人の多くは自分より下のものが萎縮しているのを見ることで、自分を保っているようなところがあります。 ある受刑者が刑務官の前でふざけたら、それまで良くしてくれた刑務官の態度が急に厳しくなったという事がありました。彼は自分のボスに境界線を超え…
宇宙のエネルギーの総和はゼロという考え方があります。物質と反物質が接触し消滅するとエネルギーが生じ、それとそれ以外のエネルギーを足したものと、いわば負のエネルギーとも言える重力がちょうど相殺するというわけです。 この宇宙は不安定な状態だから…
日本人は奇妙なうなずきをすることがあります。例えばニュース番組で若者が未来の希望を語る映像が出た後、アナウンサー達が微笑みを浮かべながら一斉に頷くのです。あるいは映画で主人公が恋人を思い浮かべ決意の表情で頷くこともあります。日本人ならば意…
日本人に独創性はあまりありませんが、詐欺の才能には非常にたけています。日本ほど詐欺師が多く、詐欺行為が国中に蔓延し、詐欺による被害額が極めて多い国は珍しいかもしれません。 先物取引は日本で始めて生まれました。主食であり実質上貨幣でもある米を…
日本は行政がやってしかるべきことを、個人の善意やボランティア意識にすり替えるという事をよく行います。例えば優先席です。非人間的なほど乗車率の高い電車の問題、一極集中、公共交通機関における障害者や妊婦の庇護を、企業や行政、自治体は解決をせず…