kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

人間に取って代わるもの

ひとつの考えに過ぎませんが、ひょっとすると地球にはもともと文明を持った、現在の人間とは異なる形態の存在があって、地球規模の気候変動などのやむを得ない状況により、DNAに司られた有機生命体に彼らの情報と命の存続を託したのかもしれません。

 

言うまでもなく人間の男性の場合、XとYの染色体を有し、女性はXの染色体を有しますが、X染色体は交配によって優れた形質を何世代にも渡り比較的広範囲に受け継いでいきます。であれば地球の歴史のある時点において、もっとも支配的な種のX染色体(/ Z染色体)

は、その環境に最も適した形質情報を持っていることになります。

 

もし過去の地球に異形の者が存在して、それが何千年も後の異なる環境において再び自分達を復活させたいと考えた場合、自らの情報を過酷な環境にも耐え得る何らかの有機生命体のDNA情報として残し、適切なある時期に、その遺伝子情報を、支配的な種のX染色体とかけあわせるという方法をとるかもしれません。

 

つまり何らかのタイミングで、活動を再開した太古より存在してきた生命体が人間の雄の生殖細胞の染色体を部分的に乗っ取り、人間の雌と交配することで、現在の地球の環境に最も適した、過去の生命体の情報を受け継ぐ新しい生物を誕生させることができるというわけです。

 

仮にそうであるとすると人間のY染色体は何のために存在していたかということになりますが、Y染色体は積極的に種を広げるのに必要だったのではないでしょうか。つまり、他の種や民族を支配し、地を征服し、女性をめとり子孫を残し、文明化を推し進めていくという、より積極的にその種を繁栄させ生命を継続させていくように駆り立てる("drive")為のものとして必要だったのかもしれません。そういった傾向は大きなリスクも含みますが、もしそのY染色体を持つ雄が失敗し滅びれば、また別の雄がそれにとって代わるだけです。

 

こうして、X染色体とY染色体(Z染色体とW染色体)により、有性生殖の生命体の多くは今までのところ、環境変動を経ながらも長期間に渡り生き残り、比較的複雑な社会を継続することができました。なお、機能が未だに解明されていないある遺伝子情報は、冗長的に、生命情報とはまた別の何らかの情報を伝えているのかもしれません。

 

さてそうなると、太古の生命体が再び活動を開始する時期はいつなのかということですが、それは地球に再び大きな気候変動が襲った時ではないでしょうか。それがトリガーとなるわけです。例えば極寒の地、あるいは地中の高温において活動を抑え長期間耐えてきたようなある種の生命体が活動を再開して、いくつかの段階を経て人間の雄に寄生し、人間としての形体や機能を損なわないままに、中枢神経のある機能や、遺伝子のある部分を乗っ取ってしまう、そうして女性と交配することによって静かに生命の交代が進んでいくというわけです。

 

終末に救い主が現れ選ばれし者たちを救う、もしこれが在り得るとしたら、実際にはこういった形で実現するのかもしれませんね(笑)