kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

詐欺の才能に長けている日本人

日本人に独創性はあまりありませんが、詐欺の才能には非常にたけています。日本ほど詐欺師が多く、詐欺行為が国中に蔓延し、詐欺による被害額が極めて多い国は珍しいかもしれません。

 

先物取引は日本で始めて生まれました。主食であり実質上貨幣でもある米を投機の対象とし、さらには現物だけでなく未来に収穫できるであろう穀物までもその対象とすることによって、大量の資金が相場に流れ込むことになりました。商人は余剰穀物で金儲けが出来るようになり、投機筋を買い向かわせることによって未来の損失を回避することも可能になったのです。

しかし大勢の消費者は価格高騰や流通量減少に直面することになり、飢饉の発生等と共に米騒動や打ちこわしへと繋がっていきます。

 

日本では消費にまつわる多くが詐欺のようなものだったりします。実質的な間接税をかけられた高い生活必需品、公共交通機関や通行料金、頻繁な車検や、曖昧な交通ルールによる反則金制度、ETC、STBなど、この国ではいかに愚民どもからカネをむしりとるかということに皆が懸命です。

住宅購入費用は異様に高く人生のほとんどをその借金返済にあてなければなりません。しかも数十年でボロボロになり資産価値もなくなってしまうのです。

日本人は人を欺くようなネーミングも平気で行います。粗末な木造長屋がアパートと呼ばれ、コンクリート製の穴倉がマンションと呼ばれます。

大量生産のショボイ「贅沢品」だけが、この国では比較的リーズナブルに買えますが、多くの国民はそれをもって「日本は生活水準が高く便利で進んだ国だ」と喜んでいます。

 

経済が上向き人々に多少とも財産ができると、カネに目がくらんだ彼らをカモとする詐欺も多くなります。

 

戦後すぐに有名な「光クラブ事件」があり、1953年には早くも政界を巻き込んだ「保全経済会事件」が起こりピークを迎えます。自転車操業による高配当投資詐欺が当時も沢山あったのです。田舎の人々がわざわざ上京して現金を面白いように預けていきました。何に投資しているかも分からないのに単に高配当というだけで飛びついたのです。

 

日本では人にウソをつく行為を恥と思わぬこと、そして弱者を食い物にすることが許されており、上手くいくとなれば皆が一斉に同じ事をする傾向を持っていること、さらには被害にあっても大人しい国民性と、万が一問題になっても迅速に機能しない警察と司法などにより、詐欺が蔓延しているのです。

 

経済が下向き財産が減っても相変わらず一発逆転を夢見て貧しい庶民が博打のような相場に打ってでます。

昔ながらの罫線法とあまり変わらないテクニカル分析の本を読みながら、ネットの情報を元に勘で一か八かの賭けをしているのです。建玉はディーラーに丸見えです。

昔は裁定取引(サヤ取り、ストラドル)をする人は心臓病で早死にすると言われたことがありました。24時間相場を気にしなければいけないからです。今では素人が外国為替の博打をやっています。しかも高いレバレッジでです。

日本人は世界一相場に疎いと言われながら、世界で最も巨額の資金を個人がつぎ込んでいます。

 

日本人は高名な人でも平気でウソをつき相手を騙すことで有名です。外国人監督を解任し世界大会の手柄だけ横取りしようとか、いまや日本のずるがしこさと誠実さの欠片もない表面だけの二枚舌は世界に知れ渡っています。

「日本は平和を愛する民族だ」などと言っても誰も信用しません。そのような唾棄すべき輩は利用するだけ利用しカネをむしりとってやろうと思うのです。日本人は抜けているので、国際的な詐欺にはまんまと騙されてしまうのです。日本人相手に詐欺は出来ても、国際的な場面では彼らはカモなのです。

 

日本人の多くは欲深いのに表面だけを見て深く考えようとせず、楽な金儲けを夢見て人の言う事を簡単に信じてしまう、また明るい話だけを受け入れリスクを冷静に分析することができない人々です。日本はこのような人々が多く居て、さらにそれを食い物にする人達でなりたっている国なのです。