kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

理性だけでなく感情も鈍い人達

日本人は理性だけでなく、感情も鈍い人々です。他人の感情を読み取り、そして共感するという最低限の事も出来ないのです。

 

以前、夜遅くバスに乗った際、たまたま酷く幹線道路が渋滞しており、時間を考えればこのまま降りて歩いて帰ったほうが速いかもしれないと思えるほどになりました。密集してつり革に掴る人々で窓ガラスは真っ白です。とうとう、前の方で老人が「もう、いいから降ろしてくれよ・・・」と言ったのですが、その途端、バスの中は爆笑に包まれました。子供っぽい泣き言を皆で笑ったのです。バス2台分をやり過ごして手に入れた座席を譲る人はいません。「次のバス停までもう少しの我慢ですよ」と優しく声をかける人もいないのです。

 

あるいはまた、生放送中にアナウンサーが田んぼに頭から突っ込んで頚椎を折ってしまった事がありました。動けなくなり苦しそうに口を動かして助けを求めているのに、現場もスタジオも大笑いです。あまつさえ泥の中に再び放り投げる始末です。哄笑が響き渡るなか、番組はそのまま終了してしまいました。日本人とはどういう人々かというのを端的に示すのに、これ程分かり易い動画は在りません。

 

戦時中、大陸で、女性の産道に大根をショベルで叩き込んだら、顔が見る見る真っ青になったと面白おかしく描写している記述を読んだ事があります。会社員がクライアントと一緒に新人を昏睡させた上で強姦しザーメンが漏れぬよう瓶をねじ込みホテルに放置したら、新人はそのまま辞めてしまったと楽しげに書く人も居ます。彼らは特殊な人々ではなく、そこらに居るような普通の日本人です。

 

サービス業では過酷な労働を強いられ、その上、客の罵声に耐えねばなりません。低賃金で神経をすり減らす長時間労働や、規範に成るべき人達のモラル崩壊に目をつぶりながら、「料理人の魂」とか「思いやりや感謝の気持ちが足りない」等と識者がコメントをしています。「一部の心無い人達が~」等と言って、まるっきり自分とは縁のない特殊な人が罪を犯しているかのように語っているのです。さらに、国際社会において日本はアメリカをいさめたり、孤立している国に手を差し伸べているとTVで公言していたりします。全て自分中心で物事が動いているのです。一体自分を何様だと思っているのか、認識が酷く歪んでおり厚顔無恥で驚くほど傲慢です。

 

バスの事業所ではチェックリストを見ながら運転手に「昨日は良く眠れたか?」等と質問していたりします。何かあれば運転手の責任です。狡猾な日本人は責任を全て末端に押し付けてしまいます。「速度注意!」「逆走注意」とか「火の用心」「詐欺に注意」と叫んだり、書くだけで仕事をしたつもりになっているのです。人々は「建前と本音」のダブルスタンダードで下の者を縛り罰しています。

 

頭が鈍い、感情が平坦というだけなら、愚鈍な人々というだけで済みますが、彼らはこのように心も邪悪です。自分で何一つ考えられませんが、手足だけはよく動きます。命令一下、集団で悪事を成すだけでなく、タガが外れると欲望のままに暴走します。

 

悪事を行うにしても日本人は表面上親切な言葉で誤魔化します。「そんな考えはなかった」と言い訳しても、邪悪な意図は行動にはっきりと顕れています。無自覚で他人を軽々しく攻撃し、自分自身は親切で頭がいいと考えているのですから救いようがありません。

例えば、間違った漢字でタトゥーを入れた女優に対してSNSで余計なリプを返したりします。まるでこう言っているかのようです。「悪いからあからさまに指摘はしないけど、あなたはとても恥ずかしい事をしています。これは親切ですから、私に腹を立てるのはお門違いですよ。みんな、あなたを笑っているんです」といった具合です。

 

こんな人達が環境や教育によって量産されています。考える人間は歓迎されず、言われたとおりに手足をマメに動かすロボットのような者が「頭が良い」「優秀」とされます。彼らにとって非人間的な軍隊式教育で兵隊を作り世界をかき回し日本を知らしめるのが尊い偉業なのです。

今では、学校で目立つ行動をしたら発達障害と診断されて薬漬けになったり、特別な学級に隔離されたりします。その一方で、長時間学校に拘束され自主的な勉学に励みながらも、たちの悪い人間が次々と世に出てくるのです。意味の無い努力をする点においては彼らは間違いなく世界一です。

 

視野が狭く、底の浅い思考と共感性の無さから来る無神経で身勝手な行為、臆病だが機会あらば邪悪な欲望を満たそうとする獣性、過去を振り返らず明日をも考えぬ根拠の無い楽天さが日本人を際立たせています。

庶民は増税に伴う値上げなど、皆で苦しむような施策の報道に接しても無感心を装いますが、自分だけが割りを食うと気づくと狂ったように怒り出します。

人々が弱者をいたぶり暴力を振るうのは、安全弁として必要なのです。虐待を禁じたら日本人はもだえ苦しんで死んでしまうかもしれません。大勢の異常な犯罪者が善人面をして得意げに大手をふるって生きている、それがこの国の有り様なのです。