kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

日常生活において論理的に考えようとしない日本人

試験では良い点を取ろうと努力する日本人ですが、彼らの勉強は日常生活に役立っているのでしょうか?

 

生まれたばかりの赤子に「障がい」があることを知らされた親を想像してみます。「このまま放って置けばまもなく死んでしまうが、手術をすれば助かる、ただし一生不自由になるし病院通いも続けなければならない、どうするか?」という選択を迫られ、そんな事を想像もしなかった親は固まって喋ることもできません。もし手術しても長期間に渡り通院させ世話を続けなければならず、さらに自立して生きられるように育てることも必要です。果たしてそこまで考えた上での決断だったのかどうか、彼らの表情からは読み取れません。

 

あるいは、誰かのブログやサイトで執拗に食い下がるコメントを見る事があります。一見論理的で相手にも理解を示しているように見えるのですが、途中から相手をしてくれなくなったと見るや「お前をちょっとからかってみただけなんだよwww」とばかりに最後っ屁のような書き込みをして卑劣感の如く消えていたりするのです。

日本人の多くは上から下まで下種下劣です。普段は巧みに隠しているか、いつも正直なのかのどちらかでしかありません。悪意だけで理屈をだらだら並べている文は直ぐに判別できます。日本人はdebateを、カルト教団のスポークスマンのように、詭弁を弄して相手を打ち負かす小手先の技術として受け取ってしまったようです。

 

日本人の、傲慢さを伴う、論理の支離滅裂さは驚くほどです。ある長時間に渡る会議で、リーダーが酷くピントのずれた発言をしたことがありました。緊張が解れどっと笑いが起こったのですが、会議が終わった後、いつもは冷静な工学部出身の彼が下請けの幹部を周りに呼びつけ、大勢が注目するなか、些細な事で口汚く彼らを叱責し始めたのです。罵倒された側もさすがに気に食わなかったと見えて、後日、彼らはまた別のことで部下を叱り飛ばしていました。こうやって怒りの連鎖は続いていき、末端の日本人は、最後には犬でも蹴飛ばす他はなくなります。

 

さらに多くの人々は、考えたくも無い事象は、無かったことにしてしまいます。

むかし日本を扱った洋画がテレビ放映された時、最後に解説者が「皆さん、今日は日本を描いた映画でよく感じる不快な部分が無かったでしょ、そういう所は全部カットしたんですよ」と爽やかな笑顔で言い放ったのには唖然としました。正直な分、まだましですが・・・。

 

風速が時速174kmを記録するような台風が来ても、番号で呼ばれるだけで、役人が名前を決めてくれないと、彼らは直ぐに忘れてしまいます。

その反対に、多くの日本人は新しい名前を教えて貰っただけで解決したつもりになります。「体調が悪くなったなぁ」と感じても、「春バテ」「夏バテ」「秋バテ」「冬バテ」と言われると「そうだったのか! 俺も頑張らなくちゃ」と反応してしまいます。彼らの多くは思考の習慣が無く、言葉を当て嵌めて終わりなのです。 

 

老人が集まる場所では、大抵TVが点けっ放しになっています。日本人は騒音が大好きです。魂が抜けたような顔で画面を見つめる老人は、繰り返しジングルが流されることで覚醒し、TVが消えてしまうと眠りに陥るのかもしれません。ある意味、羨ましい人達です(笑) ついつい、TV司会者に対して批判めいた事を言ってしまうと「~さんはいい人だ!」と叱られてしまいます。

 

バッシングを受けたタレントが番組に復帰する際には、禊(みそぎ)として、過去に受けた屈辱を面白おかしく紹介し、皆と一緒に笑い飛ばさなければなりません。そうしないと、こういった視聴者は許してくれないのです。

 

老齢になり重い病気になっても、治療拒否や民間療法は疎まれ、酷い副作用に苦しみながらも、最後まで戦場に復帰しようと闘う姿勢が称賛されます。「もう頑張らなくてもいいんだよ」とは誰も言ってくれません。50代から70代でバタバタ死んでいきますが、日本は長寿国ということになっており、「100歳現役」社会を目指して全員で頑張らなくてはいけません。

 

そのうち、また「手弁当運動」「革製品禁止」「肉なしデー」「白米禁止」「うどん・そば統制」「贅沢監視隊」「ペット税」などが復活し、理想の美人像は「大きな腰骨たのもしい、働けいそいそ疲れを知らず、眠れぐっすり夢見ずに」となってしまうかもしれませんね(笑)