ヴァン・ヘイレンの暗闇の爆撃「Eruption」のエレキバイオリンによるカバーです。バイオリンといっても、実はご覧の通り6弦ギターです。
このカバーは、サウンドも含めて比較的原曲に忠実です。ヴァン・ヘイレンのギターサウンドは革新的なものでした。かなり音を歪ませたライトハンドやアーミングを多用する派手な演奏であったにも関わらず、実に美しく心地よいサウンドだったのです。フェイザーやフランジャーをかけたうねりのある響きも、サウンドの心地良さの要因になっています。
一流のミュージシャンに共通する事ですが、ヴァン・ヘイレンも音程感覚が抜群で、アームダウンに対して全く不自然さや気持ち悪さを感じません。もちろんバイオリンではアーミングが出来ませんので、このカバーではペダル操作を通じて電気的にピッチを下げています。
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