アウトローのポルシェ乗りとして知られるマグナス・ウォーカーさんが夜のLAを走る様子を写した動画です。クルマは彼自身がモディファイした「277」と呼ばれるポルシェです。1971年式の911Tがベースとなっています。
動画で見るとクルマの外見はそれほど綺麗にしていませんし、内張りも結構雑です。よく知らない人が見たら粗悪な改造車に乗った暴走族かと思うかもしれません。
よくクルマをピカピカに磨いて乗っている人がいます。クルマのグレードを表す大切なバッジの周辺は特に念入りに掃除をしていたりします。
しかしクルマは何より機能です。置物ではありません。動かしてみて期待した性能が出ないのでは価値がありません。そもそもいつも走らせているのだったらピカピカであるはずがないのです。
中途半端な人々はクルマを綺麗にして仕舞い込み時々少し動かすだけで満足してしまうのです。何も高速道路や山道をぶっ飛ばしたり、長距離ツーリングに出かけろといっているわけではないのです。毎朝空いている時間帯にその辺を動かすだけでも良いのです。
そうでなかったら、それはただモノとしてのクルマを所有しているだけで、到底そのクルマを「自分のものにした」とはいえないのです。