80スープラはトヨタとしては珍しく正当派のスポーツカーです。日産のスカイラインGT-R(R32〜R34)とは異なり、トルクスプリット4WDシステムや4WSといったギミックがない車です。基本を突き詰めて行ったクルマです。
単なるFRターボ車でありながら実測で300km以上を出す事ができました。動力性能は当時のどのスポーツカーと比べても遜色の無いものだったのです。エンジンはヤマハ製です。真艫なトヨタのスポーツカーには概ねヤマハが関わっています。
映画「ワイルド・スピード」に初回から登場していたように、80スープラはチューニングのベースカーとしても良く知られていました。日本のあるチューナーが仕上げたスープラが英国の公道で300km以上で走行しドライバーが逮捕され国外退去になった有名なエピソードがあります。日本のチューナーが仕上げたスープラは中東の王族にも買われて行きました。海外の著名なレーシングドライバーもわざわざ訪ねて来るのです。
この動画に登場しているのも600馬力にパワーアップしたスープラです。セオリー通りにかなり強めのアンダーに仕上げられています。ニュルブルクリンクの高速コーナーでFRらしい曲線を描きながらも全く破綻する様子が無く安定した走りを披露しています。