kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

更なる物価高騰が日本を襲う

日本でインフレが進んでいます。経済成長を伴わず賃上げもないインフレです。今でも国民は苦しんでいますが、最悪の状況が訪れるのはこれからです。その後の日本はどうなっていくのでしょうか。

 

日本の品物は割安です。多くの外国人が日本を訪れて買い物をしています。ごく普通の人々です。割安なのは「市場の歪み」です。歪みはそのうちに是正されるのが普通です。どのように? 円高になるか物価高になるかのどちらかによってです。

2023年9月22日に大規模金融緩和をこれからも続けることが発表されました。これは経済資本を守るために庶民を犠牲にするということです。円高への道は閉ざされました。その代わりにさらなるインフレが訪れるのです。


資本を持たぬ者、収入が十分でない者には、さらなる困窮が待ち受けています。貧乏人は食料を買うお金にも事欠くようになるでしょう。チキンナゲットやフライドポテトくらいしか食べるものがなくなります。公立学校の給食もポテトとチキンになるかもしれません。貧困家庭にとっては、それがせめてもの慰みになります。

というのも、マ◯ドナ◯ドは原材料の価格変動に左右されない優れた供給システムを持っていますから、値上がりしても今の2倍程度で済むかもしれないのです。少なくとも食料調達で買い負けている日本の商社よりはマシだと言えるでしょう。小麦やコーン、コメだって、これからはどうなるか分かりません。

第一次世界大戦後にハイパーインフレになったドイツでは、子どもたちの平均身長が低くなりました。十分な食事を摂れなかったからです。日本人の身長はこれからも低くなっていくことでしょう。さらなる倭人の誕生です。


ゴールドがグラム当たり1万円を超えたという事でニュースになりました。本来ゴールドは、自己増殖したり価値を生み出したりするものではないので、右肩上がりに価格が上がるというのはおかしいのです。それが「資本」とは異なる点です。ところが日本では2000年を超えたあたりからずっと価格が上がっています。特に2018年頃と比べると価格は2倍以上になっています。つまり貨幣も含めてモノの価値がそれだけ毀損されているということです。


日銀が政策金利を低く据え置き、長期国債を買い込めば、国債を発行している日本の借金返済は楽になります。利子が低くなるからです。加えてインフレが進めば万々歳です。

金利が下がると債券の価格は上がりますので、国債を大量に保有している日銀自身の含み損も少なくてすみます。

金利が低すぎて日本国債を持っている銀行や企業にはそれほど旨味が無いように見えますが、彼らは国債を担保にして日銀からお金を借りられるので、実はそれほど困らないのです。


本来ならば経済成長の結果として物価が上がるのに、お金の供給量を増やして無理やり物価を上げようとしているのが今の日本です。もし企業が日本での設備投資を活発にして、賃上げの実施により消費が増えれば経済が活性化するでしょう。しかしそれは望めません。


政府は法人税を減らした代わりに、消費税のような貧乏人を犠牲にする増税をこれからも進めていきます。個人の消費は減っていきます。儲かった企業は日本ではなく外国に投資していきます。

企業は付加価値をほとんど国内で生み出していません。政府が支出したカネもゾンビ企業や中抜き企業に吸い込まれて、経済を活性化するところまでは行きません。日本は既にインフラの維持さえも放棄しています。加えて人手不足です。GDP国内総生産)が伸びないのも当たり前です。

 

それだけではありません。日本は宗主国に対して永遠に奉仕し続ける使命を帯びています。庶民から吸い上げたカネは、外債を購入することで海外に流れていってしまうのです。インフレの起きたドイツでは巨額の賠償金に苦しんでいました。今の日本も現体制が続く限り海外にお金を渡し続けなければなりません。これは80年近く日本の首にかけられた「くびき」なのです。


日本は滅びゆく国です。最後まで毛を毟られた上にです。日本の破産を先延ばしにし、特権階級と大企業を守るために、日本は国民を犠牲にする政策をとっています。金融緩和によって日本円の購買力は低下していきます。物価がこれまで以上に上がります。


いくら先延ばしにしても、日本の破産は時間の問題です。しかし現実を直視できない上に見栄やプライドが高い日本は、絶対にデフォルト宣言はしないでしょう。しかしここにひとつの可能性があります。首都直下型地震です。南海トラフ地震もあります。統計的には何時起きてもおかしくない状況です。もちろん50年経っても起こらない可能性はありますが、明日起こる可能性もあります。


地震によって日本は機能不全に陥ります。2011年の東日本大震災や原○事故で日本は無能ぶりを晒しました。2020年のコ○ナ禍でも同じように日本は終始一貫して無能無策でした。首都直下型地震では更なる無能ぶりを発揮するはずです。

地震が起こると頭のおかしな自警団が外国人を殺戮し乱暴狼藉を働き始めます。日本の治安が保たれていないのを見て、在日米軍を始めとする旧連合国が速やかに日本を直接統治することでしょう。中国や韓国だって日本に住む自国民を守らなければなりません。大正時代の関東大震災とは状況がまったく異なるのです。

 

なにより、パニックに陥った政府や日本企業が米国債を売ることがないように監視する必要があります。下手をすると世界恐慌の引き金を引くことになってしまうからです。震災の後始末だけではなく、日本の政治や経済にも口を出す必要があります。その申し出を日本は断れないはずです。

 

外国による直接統治は、庶民にとっては良いニュースかもしれません。今のままでは、特権階級や大企業に年貢を納めるだけではなく、宗主国に対してもみかじめ料を納めなければいけないのです。さらにはカルト教団献金までしなければいけません。中間搾取をする余計な連中が消えてくれるだけでも有り難い話です。無能な官僚や政治家の支配から解放されるのです。

もしも51番目の州になることができれば、選挙権だって与えられます。日本人でも下院議員ぐらいにはなれるかもしれません。もとい下院議員で留まってくれないと困ります。日本人に権力を持たせると碌な結果にならないからです。

天皇が外国に居を移せば、日本人は簡単にそちらに向かって頭を下げるようになります。明治期に実質的な東京遷都が成し遂げられたようにです。

 

通常の人間ならば独立と自治を望むものです。しかし日本人は特殊です。奴隷となり誰かに寄生することを常に欲している人たちです。加えて自浄力もありません。それだったらいっそのこと外国人に支配してもらった方が良いのではないでしょうか。

ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則 (日本経済新聞出版)

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