kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

奴隷に対する麻酔剤として作用する、ゆるキャラたち

日本には幼稚な「ゆるキャラ」や、「カワイイ」キャラクターが満ち溢れています。熱心なアニメヲタクはそれほど多くはないものの、巷で見かけるマスコットや、「魔法少女~」(笑)などは割と多くの人々に受け入れられているように思います。

 

日本人がユーモラスで明るい国民だから、こういったものが蔓延しているのではありません。これらは、日本人が幼稚なものを好むことに加え、こういったマスコットが、深刻なこと、真面目なことを包み隠す役割を担っていることから来ます。

 

日本人は子供によくウソをつきます。ルーズ・ベネディクトも指摘していますが、昔、日本では親が子供を甘やかす一方で、言うことを聞かないと「おまえはウチの子ではありません」と脅す習慣がありました。子供を感情的に翻弄して支配下に置くのです。

 

また日本人は、表面的に相手を傷つけないという理由の為に平気でウソをつきます。日本人はウソをつき、ウソをつかれることに子供のころから慣らされています。奴隷達は普通の感覚ではとても暮らしていけないようなディストピアに暮らしているからこそ、自分にも周りにもウソをつき続けなければいけないのです。

 

それゆえ、心地よい世界であるかのような幻想を子供に与える馬鹿げたストーリーや想像上のキャラクターを彼らは歓迎します。現実を誤魔化してくれるような幼稚なたわごとを自ら信用しょうとします。大人向けにTVでは御用学者や、医者、弁護士、大学生、政治家がたわいもないバラエティ番組に出演し、噛んで含めるような司会の解説とともに「日本は素晴らしい国である、権威ある私たちを信用するように」というメッセージを送っています。

 

こうして真面目に取り組まなければいけない事柄や、厳しい現実が「ゆるキャラ」や幼稚な寸劇で誤魔化され緩和されます。それは強制されているというより、奴隷たちが自ら求めていることでもあるのです。