体制側がマスコミを利用し、ある事件報道をきっかけに都合の良い方向へと世論を誘導するというのは良くある話です。そして、その事件というのも何処か出来すぎているような感じがすることがあります。その特徴を挙げてみたいと思います。
(1)極めて短期間で効率よく殺人を繰り返している。
(2)前例のないショッキングな事件である
(3)容疑者の特定から、逮捕、被害者の身元判明、犯行の詳細が明らかになるまでのスピードが異様に速い
(4)第一報からすぐに、犯行の詳細について連日連夜、仔細に報道される
(5)容疑者は大抵、単独犯である
(6)最近は、ごく普通の人物が容疑者であることが多い(狂信者や、異常者、シリアルキラーといった感じではない)
(7)どこでも起きる可能性、誰でも被害者になる可能性が高いことが、報道において強調される
(8)憶測が事実であるかのように盛んに報道される(「犯人はこれを~に使用していたか」「~と思われます」)
(9)取調官の作文が、そのまま、容疑者の供述として報道される(容疑者は供述書へのサインを拒否)
(10)すぐに何らかの規制(銃規制、SNS規制)をすべきだという声が政府、報道機関主導で高まる
マスコミ各社によって被害者の顔写真や実名が、示し合わせたように一斉に報道されるというのは、やはり「さらし者」にされたという感があります。まあ一般人がSNSで変なことを呟いていたら、酷い目に遭うぞということでしょう。
これからはSNSの監視を通して、当局が一人一人の思想や言動、交友関係を把握し、人々を統制し有効に活用することができます。一億総活躍?社会の到来ですね。