海外において日本人が偽善者、ウソつき、狡猾な卑怯者であると言われている、理由を考えてみます。これは故なき言いがかりなのでしょうか。それとも日本人は本当に偽善者なのでしょうか。以下に当てはまりそうな項目を挙げてみます。
(1)過去を忘れる
真実がどうであれ、過去を都合よく忘れる。指摘するとウソを並べる。
(2)自分に都合のいい適当なウソを信じる、他国に指摘されても全く改善しない。
「日本人は腸が長いので欧米の食糧は輸入できない」、「日本人は農耕民族」、「日本人は宗教的」、「日本の警察は優秀だ」、「クジラ漁は日本の伝統文化」、「イルカ漁は必要」
(3)日本は世界に好かれている素晴らしい国だというプロパガンダを唯々諾々として受け入れる。
一例として、「クールジャパン」という気持ちの悪いTV番組がある。選別された外人たちが、スタッフが用意した場所への旅やレポートをし、またそのビデオを見て、ひたすら「日本はクール」と褒め上げる、真に胡散臭い番組。
(4)権威に従順で、命じられたらどんな不条理な事でもやる、しかも一生懸命にやる。戦争だってする。特攻だってする。「バンザイ突撃」もする。
(5)簡単に自殺をする。自分の命を軽視する者は、他人の命はもっと軽視する、と思うのが欧米での合理的な推論結果。
(6)死刑に積極的である。欧米はキリスト教が土台にある事もあるが、人間が「人をさばく」、ましてや殺すという事には慎重。だから殺すにしても戦争をするにしても、合理的な理由、大義名分が必要であり、事前に予告や仄めかしを行うといった、言わばフェアプレーを重視する。日本は素人裁判員が、プロの判事よりも重い死刑を下すという冗談のような国。そしてその理由には合理的思考は無く、多分に感情を土台としている。
(7)ポリシーがない、コモンセンス、真の教養が無い
ノーパンしゃぶしゃぶに行ったと報道された人間が事務次官になったり、学生時代に強姦事件を起こした人間が総理大臣になったりという、達の悪い冗談のような話が本当になる国。上に行くほど馬鹿が出てくる。
日本人は宗教が諸悪の根源だと思っている。しかし外国から見るとポリシーも無いのに無闇に人を殺す日本人のほうが不気味に見える。
(8)知識偏重のパターン認識思考
「傾向と対策」に従って、知識の詰め込みを行い、深く考えて理解したり、創造性を発揮する者は極一部。明治の役人養成、労働者養成教育がそのまま残っている。これから人工知能で置き換えられるような能力を未だに競っている。
(9)不正に甘い。それが上に上るほど強まる。外国から、自浄能力の無い国民、組織だと思われている。
(10)力があり有名だったり見た目の良い外人はチヤホヤするが、そうでない者は差別、無関心を装う。
(11)力を見せつけられると大人しく従う、卑しい国民性を持つ。
(12)義理と人情、何かをあげたら、何かお返しを貰えるものだと思い込んでいる、セコイ国民。