kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

バターン死の行進に見る日本人の無神経さ

太平洋戦争時に「バターン死の行進」というのがありました。白人の捕虜を熱帯の中で行軍させ、次々に死に至らしめた事件であり、今でもこの事で日本人は憎まれています。

ある日本兵はこのように述べたそうです。「日本軍は捕虜たちを残酷に扱ったと言われているけど、自分たちにはそんな自覚はちっともなかった。だって、炎天下であろうがなかろうが、日本軍にとっては一日10キロも20キロも歩くのは当たり前。いつも通りのことをやったら、捕虜たちがバタバタ倒れてしまっただけだ」

いかにも日本人らしい言葉です。日本人というのがいかに他者に対して、実は鈍感で冷淡であるかというのが良く分かります。また日本人特有の精神至上主義も影響しています。

日本人というのは頭の中ではっきりとした明確な道徳規範が存在せず、また心の声に耳を傾けるといった繊細なセンスも持ち合わせていません。あるのは仲間にどう思われるかという心配ばかりです。だからこのような事が起こるのです。