kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

アニメ

いつも余裕がない日本人

日本人には余裕がありません。余裕が人間としての深みを与えます。それが豊かな文化や文明へとつながっていくのです。 若い見習い士官の日々をコミカルに描いた「スタートレック・ロワーデッキ」というアニメがあります。その第三話はこんなエピソードでした…

「ヨルムンガンド(Jormungand)」

家族を殺された少年兵を狂言回しとし、身辺警護の傭兵部隊の一人として彼を雇っている武器商人を描いた漫画・アニメです。 武器を売り歩く一方で、自前の量子コンピューターと通信網によって世界を駆け巡る全ての情報の暗号を瞬時に解読、データを改竄し、人…

「妄想代理人」

今敏(Satoshi Kon)監督のアニメ作品に「妄想代理人(paranoia agent)」というものがあります。一見無関係な独立したストーリーから成り、それぞれ特殊な人達の体験や妄想を描いていますが、それらは、多くの日本人に共通する問題を、さりげなく浮き彫りにして…

日本人の心の闇

日本人の多くは心に大きな闇を抱えています。それは文芸や漫画、アニメ、映画といった表現形式にしばしば現れます。まずは芥川龍之介の「年末の一日」という短編の一部を見てみます。 "すると富士前を通り越した頃、電車の中ほどの電球が一つ、偶然抜け落ち…