kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

音楽

Juice Newton - Queen Of Hearts

Juice Newton - Queen Of Hearts - ( Alta Calidad ) Full HD

Deep Purple - Burn

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Still Crazy After All These Years - Paul Simon - Sara Niemietz & W.G. Snuffy Walden

Paul Simon の手に成る有名曲のカバー( Sara Niemietz )です。この作品は歌詞も興味深く、昔の恋人に突然再会し、一緒にビールを飲みながら「今でも夢中( crazy )だ」と語るラブソングのような出だしから、疲れ果て、早朝に目が覚めて窓の外を眺めながら…

Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの曲には、何とも言えない品の良さがあります。深淵さや、際立った独自性はそれほど無いものの、誰でも共感できるような、素直な喜びや明るさを感じられます。類希なる才能と教養がありながら、若くして死んでしまったのも一因でしょうが、…

Art Pepper - Straight Life

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Todd Rundgren - Hello It's Me

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Jim Croce - New York's Not My Home

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Eu sambo mesmo - Joao Gilberto

Eu sambo mesmo - Joao Gilberto

Ennio Morricone - Giù la testa

エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)の美しいメロディーが印象的なサウンドトラックです。この音楽が使われた映画「夕陽のギャングたち("Giù la testa")」は、アイルランド人とメキシコの山賊との不思議な友情を描いています。革命活動のさなか、次々と…

Khatia Buniatishvili, Yuja Wang

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Thelonious Monk, "Dinah"

Thelonious Monk - Dinah www.youtube.comThelonious Monk - Round About Midnight www.youtube.com

Tea for Two by Art Tatum

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Schubert Piano Quintet "Trout", D667

シューベルトという人は変わっています。 率直に自分の思いの丈を音楽で表しています。それは必ずしも音楽的表現として妥当なものではなかったと思いますが、彼はたぶん、有名になりたいとか、深遠なものを表現したいとか、感情をぶつけたいとか、はたまたモ…

Das Wiedersehen

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ピアノソナタ第29番(作品106)の斬新な響き

ベートーヴェン後期の傑作、ピアノソナタ第29番(通称、ハンマークラヴィーア・ソナタ)は、ピアノの音響効果を最大限に活かそうと試みた曲で、今聴いても目の覚めるような感じを受けます。 古典的なところもあれば、中期のような堂々と充実した部分もあり、…

「浜辺の歌」に見る日本人の音感

日本人は音痴とよく言われます。具体的な話を進めるのに「浜辺の歌」を取り挙げてみます。成田為三によって作られた唱歌ですが、これを歌う際に音程を外し易いポイントがいくつかあります。 (1)音程が段々と上がる部分 「あしーたあ、はーまあべー」の「…

情熱的で美しいフーガを持つ、ベートーヴェンのピアノソナタ31番(作品110)

ベートーヴェンのピアノソナタ31番(作品110)は、荘厳な美しさを持ちながらも甘美で幻想的な部分や、さらにユーモラスな所もある、ベートーヴェンらしさが溢れた最後のピアノソナタとも言える完成された作品です。 第1楽章は歌うように、語りかけるように演…

ベートーヴェンの魅力が溢れるピアノソナタ「テンペスト」

ピアノソナタ17番、通称「テンペスト」は32曲あるピアノソナタの中でも、ベートーヴェンの多様な面が見られるだけでなく、それ自体独特の魅力を持った曲です。 初期の傑作「悲愴」のようなドラマチックな展開もあれば、「熱情」のような激しいところもある、…

ベートーヴェンの異色作、大フーガ(作品133)

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲、「大フーガ」(作品133)は、ベートーヴェン後期における異色の傑作です。ベートーヴェンはホモフォニー(和声音楽)を極めた作曲家でしたが、後期になるとそれはやり尽くしたとでも言うように、フーガのようなポリフォニー(…

ベートーヴェンの隠れた傑作、弦楽五重奏(作品137)

ベートーヴェンが1817年に書いた、「弦楽五重奏のためのフーガ」(Op.137)は、2分少々の小品ながらも味わい深い傑作です。 「交響曲第8番」(1811年)と「交響曲第9番」(1824年)の間、そして「弦楽四重奏曲第11番(セリオーソ)」(1810年)と「弦楽四重…

ベートーヴェンの英雄に見る心地よい革新性

言わずと知れた交響曲第3番「英雄」は、ベートーヴェンの書いた交響曲のなかでも最高の傑作です。一片の和音から発展させた壮大な第一楽章、軽妙なスケルッツオ、得意の変奏曲による最終楽章、いかにもベートーヴェンらしい魅力に溢れた曲です。 特に第一楽…

ギターを愛したジョージ・ハリスン

ビートルズのメンバーだったジョージ・ハリスンは、かなり過小評価されているギタリストですが、ミュージシャンとしての彼の魅力や特徴を挙げてみます。 (1)ギターという楽器をこよなく愛した ビートルズの他のメンバー、ポール・マッカートニーやジョン…

ユニークなベートーヴェンの「熱情」第2楽章の和声の美しさ

ピアノソナタ第23番「熱情」というと激しい第1楽章や第3楽章が有名ですが、第2楽章もなかなか素晴らしいのです。緩徐楽章であるにもかかわらず歌うようなメロディーはなく、なんとも心地よいシンプルな和声がメインとなっています。最初にテーマとなる和声が…

ジミ・ヘンドリックスの独特の調律からくる響き

ジミ・ヘンドリックスはチューニングを低めにチューニングしていた事がよく知られています。一般的にチューニングを落とす理由は次の通りです。 (1)自分の声のキーに合わせる (2)音を歪ませた場合に低音弦での重量感を得る (3)弦のテンションが弱ま…

レッド・ツェッペリン「天国への階段」における純正律の調律

レッド・ツェッペリンの有名な曲、「天国への階段」のスタジオ録音版冒頭部分は少し不思議な響きを持っています。その秘密はアコースティックギターが純正律に近い調律にされているところにあります。 通常の平均律に近い調律ではこの感じがでません。ただし…

ギターにみる不完全な平均律の響き

音楽というのはキーが同じであるならば、純正律の方が美しい響きを得られます。しかしあらゆるキーに即座に対応する為、また曲中での転調が不自然にならない為に現代は平均律が基本となっています。ピアノやギターは特別の理由が無い限り平均律で調律するこ…

N響の演奏にみる日本人の協調性と暴走

N響がピアニスト、マルタ・アルゲリッチと競演したビデオがあります。プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番なのですが、ピアノとオーケストラがずれまくって、まったく音楽の体を成していません。まずは、ぴったりと合っている模範例としてユジャ・ワンがアバ…