kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

拉致事件と臓器売買

ピーター・セラーズ主演の映画「チャンス」で、ロックフェラーを模した大金持ちが出てきます。大統領を自宅に呼びつけ、その去就を左右する力を持ちますが、高齢で病にかかっており、全身の血液を毎日入れ換えることによって生きながらえています。

 

さてこの血液ですが、どこから手に入れたものでしょうか。どこのだれかも分からない善意の献血の寄せ集めなどではありません。

 

この世では権力とカネを持つ人の為に、誰かが犠牲になる必要があるのです。

 

合法的な臓器移植において、若い人の臓器は人気があります。バイク事故で亡くなった若者などは最高の臓器提供者です。闇の臓器売買でも当然、若い人たちがターゲットになります。

 

若い人達を対象にした拉致事件、行方不明事件、殺人事件。(未遂はめったにありません、目撃証言を残さないためです。また拉致の途中で死亡した場合、時間と手間を省くため、そして変質者の仕業に見せかけるために、わざと杜撰な遺棄をします) ここには権力が決して公にすることが出来ない公然の秘密が存在します。関与が噂される病院も存在します。一見、敵対しているように見える国同士が、実は裏で繋がっているということがあります。

 

以上はあくまで「噂」なので「事実」ではありません。ですから報道に乗ることはありません。ですがフィクションのネタになることは多々あります。

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DNA鑑定のいい加減さ

一般の人々は、DNAの型が容疑者と一致したという報道に接すれば、犯人が確定したと信じ込んでしまうでしょう。しかしこの判定方法にはいろいろと問題があります。

(1)DNA配列の全てではなく、ごく一部分を照らし合わせたものにすぎない

(2)DNAの配列の特定部分に見られる配列の反復回数が、個人によって異なるという仮説に基づいたもので、単にこの反復回数を数えているにすぎない。

(3)仮説に過ぎないので、同じ反復回数を持つ人がどのくらいの頻度で現れるのか、分かっていない。従って判定の正確さの確率もただの推計にすぎない。

(4)照らし合わせた一部分でさえも、パターンが全て一致したのではなく、不一致部分が存在することがある。

(5)一部分から全体を確率論的に有意水準に達しているかどうかを見ているのに過ぎず、有意でも偶然に過ぎないという事があり得る。

(6)1回の検査では、偽陽性の問題を免れることはできず、その判定は信用できない。

(7)そもそもパターンが一致するDNAが検出されたからと言って、その組織がそこに存在した、接触した可能性があると言っているに過ぎず、暴行や殺人の物的証拠とはならない。

冤罪につながる検査や証言

数学の分野で、ベイズ推定における偽陽性というものがあります。

例えば90%の確率で酒気帯びを判定できるテストがあったとします。そして実際に酒気帯びの人が100人中10人いたとします。

 

この場合、100人のうち、18人が酒気帯びと判断され、実際に半分の9人は確かに酒気帯びなのですが、残りの半分である9人はまったくの冤罪という事になります。すなわち、90%正確なテストであると言われても、上の様な条件だと、実際に正しいのは、たったの50%に過ぎないという事です。

 

似たようなケースとして、電車内での痴漢冤罪について考えてみましょう。女性のうち90%は、痴漢した加害者を正確に特定できると仮定します。しかし、残りの10%の女性は、誤った人を痴漢として判断し、申告するものとします。


満員電車の中の、その女性の周りに10人の男性が居たとして、実際に痴漢する人が必ず1人いるとします。すると被害女性は、90%の確率で、その一人(0.9人)の加害者を特定できます。

しかし10%は間違うのですから、9人のうちの10%、すなわち、0.9人を間違えて、痴漢と判定してしまう事になります。

つまり先ほどと同じように、冤罪となる可能性は半々である、すなわち、電車で2回、上にあるような前提で、痴漢が発生した場合は、1人は正しく痴漢として突き出せますが、もう1回のほうは、間違っている可能性があります。

このように、まれな事象をあぶりだすのに、100%正確とは言えないテストや証言を証拠として用いると、間違った判断をする確率が非常に高く、これが冤罪を作り出す要因のひとつとなっています。

 

検査の場合、複数回繰り返すことによって精度を高めることが出来ますが、この偽陽性の問題を知っていて、あえて行わない場合もあります。

幼児殺人事件でありがちなこと

(1)1週間くらいですぐに容疑者がつかまる

(2)容疑者は「黙秘」または「否認」をつらぬく

(3)動機は分からないまま

(4)遺棄の仕方は何故かいつも杜撰である

(5)あいまいな状況証拠(近くに住んでいる、犯行現場を通りかかったなど)

(6)DNA判定で一致したのが決めてとされる(DNA判定は完全ではない)

(7)捜査が進展していないのに、連日、容疑者を犯人と決め付ける報道が行われる

この国が提供する「働き方」改革に騙される人々

小学校で午前中を5時限にして、放課後にゆとりを持たせようとするところが増えているそうです。これがこの国の考える「ゆとり」であり「働き方改革」です。

 

こなさなければならない量は変わらないのに、登校時刻を前倒しにして小学生や教員に無理を強いて、見かけ上の「ゆとり」を演出する。いったい何のための「改革」なのでしょうか。

 

ある食品企業が、基本給を1万円上げる代わりに、1日の労働時間を7.5時間に抑えるといいます。1万円をあげて、残業代を諦めさせたわけです。

 

また、ある商社が社員の深夜残業を禁止して、その代わりに、早朝出社を奨励しています。もちろん残業代は出ません。そのかわりに無料でバナナなどの朝食が食べられるそうです。

 

一事が万事、この調子です。

 

雇う側の理由にすぎないコスト削減を、「働き方改革」と称して、さも従業員側のメリットを考えた変革であるかのようにすり替えているわけです。

 

そのような朝三暮四に軽々しく乗ってしまう日本人はサル以下です。あるいは日本人は、諦めの良い民族だからしょうがない、とでも言えばよいのでしょうか。