柔らかな響きと伸びやかな旋律、生き生きとした明るい曲調が魅力的な、ベートーヴェン初期の作品です。古典的な感じもありますけれど、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ホルン、ファゴット、クラリネットという面白い構成で、転調の仕方やダイナミックな展開にベートーヴェンらしさが表れています。
www.youtube.com(00:03からの1楽章、34:42からの6楽章、共に静かな序奏から快活な曲調に変わる部分が印象的です)
Beethoven: Septet in E-flat major, op. 20 - YouTube
(こちらはウィーンフィルハーモニー室内アンサンブルによる演奏です。)