愛国主義の野心家なのか、対米隷属なのか、あるいはただの馬鹿なのか、今一つ分からない部分がありますが、日本を即時に戦争開始できる国にしようとしている事ははっきりしています。おかげで近いうちに、戦争ショーを茶の間のTVで楽しむ事ができます。地元の知人がTVに写ったら応援してあげると良いでしょう。
日本の為に自律的に動ける軍隊ならまだしも、現在の戦争はITが基礎になっている為、中央のシステムを在日米軍に握られている現状では、米国様の意向に逆らう事はできないでしょう。戦闘機ひとつとっても肝心な制御部分はブラックボックスなのです。
という事で戦場は中東か、あるいは朝鮮半島や日本本土になるでしょう。米国が富をあらかた吸い尽くした後、日本の領土と資産は中国にあげるという国際的な合意が既に以前から出来上がっていると思われます。
日本の庶民はこの国の為政者や金持ちにとっても「虫けら」に過ぎないので、戦争や飢餓であらかた死ぬのは織り込み済みです。
世界にとって日本を潰すのは大義名分があります。70年以上前、中国を侵略したり米国を奇襲したりしながら、未だに謝っていないのです。ドイツは謝り今やEUで重要な位置を占めています。しかし第二次世界大戦の戦勝国が支配しているこの世界で、日本は未だに「侵略戦争ではなかった」とうそぶき、プルトニウム生産や核兵器への野望を捨てていないのです。日本の旧植民地も台湾以外は日本を憎んでいます。例え話にあるように、馬鹿な働き者は射殺するしかありません。
という事で若者や壮年は戦地に赴き勇敢に戦うことになります。後方の若い女性は風俗でもしないと生活していけないでしょう。それも安値でです。不細工な女性は前線に赴くか、内地で肉体労働でしょう。良かったですね、女性も活躍できる日が到来するじゃないですか!
子供は多くの人にとって重荷になるでしょう。ただの金食い虫なので、子殺しも増えるでしょう。逆に親殺しも増えます。階級間で、また隣人と憎みあう日がやってきます。親族や家族でさえ敵となるのです。政治への不満も噴出し、やがてゴ・ディン・ジエムのような運命を辿る人もいるでしょう。