kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

2つのイスラエルを作ったルシファー

以下はフィクションです。

イエスが地上で死んだ後、ルシファー配下の御使い達の間で行われた会話。

御使いA: 「天界でのミカエルとの戦争に負けて、我々はこの物理世界を覗くことしか出来なくなった。もう天界に戻る事はできない。」

御使いB: 「かくなるうえは、この物理世界をどうするかだ。」

御使いA: 「腹いせに物理世界を破壊してもしょうがない。地獄に行く時が早まるだけだし、そもそもシャットダウンすれば消えてしまう世界なのだから。」

御使いB: 「人間どもも我々と共に地獄に行ってもらおう。」

御使いA: 「いい方法がある。我々が選んだ民、ユダヤ人を地上に散らそう。そして試練を受けさせてから、予言通り地の支配者とする。彼らは世界の民から受けた迫害を覚えているので、より苛烈な支配者となるだろう。」

御使いA: 「そして地上に2つのイエスラエルを作る。ひとつは中東エルサレムに。そしてもうひとつは極東の果てに。」

御使いB: 「極東の果て!?」

御使いA: 「そうだ。極東に隠されたイスラエル国家を造る。彼らはやがて自分の出自を忘れる。神やイエスも忘れた究極の無神論者とするのだ。そして時が来たならば彼らを世界強国のひとつとする。」

御使いA: 「エルサレムイスラエルがやがて世界の支配者として君臨する頃、極東もその出自を思い出し、エゼキエルの予言通り、彼らはひとつのイスラエル国家となる。」

御使いB: 「世界の人々を無神論者とするのか? 上手くいくだろうか。」

御使いA: 「極東のイスラエルに優れた科学技術を与え、大いに繁栄させ平和を与える。世界はこれを見て、宗教というのは邪魔なものでしかないと判断する。」

御使いA: 「時が来たならばキリストの再臨を演出しよう。しかし彼は宇宙人だった。神は居なかったというオチにする(笑)。世界は外敵を目にして一丸となり、こうして世界統一が実現する。」

御使いB: 「確かに無神論者であれば、神やイエスキリストを信じようが無い。地獄へ引きずり込むのも容易だ。すぐに行動にとりかかろう。真の神がこの世をリセットしてしまう前に。」

一同決意の表情で散会。

さて、天で戦いが起こった。ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。竜とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。(黙示録12:7-8)