kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

Beethoven - String Quartet No. 16 (op. 135) 弦楽四重奏曲第16番

ベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲である第16番は、彼が死ぬ直前の1826年に書かれました。楽章を増やし、あれこれ試したそれ以前の弦楽四重奏曲と比べて、シンプルな4楽章で構成されており、がっしりとした緻密な構成感や広大さは無いのですが、各楽章が短くそれぞれ個性的な魅力があって、何度も好んで聴いてしまうところがあります。下に紹介するスケルツォ楽章(2楽章)はリズムが面白く、最後までベートーヴェンらしい冴えを感じさせます。

www.youtube.comハーゲン弦楽四重奏団(Hagen Quartet)による演奏で、意図的に音の立ち上がりを抑えた冒頭と比べて、執拗に同じ音型が繰り返される中間部( 02:01 )の激しさが印象的です)