kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

外国人管理職のためのコミュニケーション講座

あなたが赴く社会は軍隊のようなものであると思ってください。そう考えると様々な不可解な言動にも納得がいくでしょう。管理職として赴くあなたは士官であり、部下は兵士なのです。

 

(1)相手の呼び方:「おい」

「おい」という言い方は上から下まで良く使われます。特に上下関係が明確な場合にはそうです。目下の者を人間ではない消耗品として扱い、それを相手に自覚させる為に必要な呼び方です。

「おいこら」という言い方も、素早く手短に、そしてソフトに発声すれば、相手に注意をうながしたり、軽くいさめたりする場合に使えます。

威圧的な感じを出す場合には「いこら」と語頭を強めて言います。さらに怒りを示したい時には「おいこら」と語尾の母音を強くやや長めに発音します。

最後の母音だけを叫ぶように発するとさらに野蛮な響きとなり、喧嘩で相手を威嚇したり因縁をつけたりする際にも使用できる大変便利な言葉です。

 

(2)進捗のたずね方:「あれどうなってる?」

「あれどうなってる?」というのは便利な言い方です。このままの形で何にでも使えます。部下は上司の考えや気分を推し量り満足させるという義務を負っていますので、あえて明確に指し示す必要がないのです。却ってこのような負担を強いる事が上官の威厳を保ち兵士の立場をわきまえさせるのに役立ちます。

またもし仮に何も命令していなくても、この言葉を発することで、「何かやるべきことを忘れているのだろうか?」と部下を不安に陥れたり、あるいは適当に理由をつけて理不尽に叱ったりすることができ、こうして部下を精神的に追い詰め、支配することが可能になります。

 

(3)部下があなたのやり方に疑問を抱いた時:「決まりだから」「ルールはルール」

時には上司のやり方に疑問を呈する部下がいます。その場合に使える言葉です。一切の理由を説明せずに相手を黙らせることができます。規則で決まっていることならば、無条件で従わなくてはいけないのです。

「ルールはルール」という文も同語反復で表面上は意味がありませんが、上司の言う事は絶対であり、反抗は許されないという決意を静かに悟らせることができる言い方です。

 

(4)部下を叱りたい時:「常識だろ」

時には気分が悪くて誰かに当り散らしたい時があります。そういった場合、あなたの思い通りになる部下は良き遊び相手です。部下の些細な間違いや失敗をとがめて「何やってるんだ!?」と尋ね、「こんなことは常識だろ!」と叱るのです。こう言えば、その集団に馴染めず常識に思い至らなかった個人の全責任ということになります。

 

(5)部下を黙らせる時(その1):「なんだその言い方は」

反抗的な部下に対する言い方です。上への反逆は組織を乱す大罪です。その為部下が反抗した際には、内容や表現を問わず、このように言い方で相手が組織の秩序を乱していることを悟らせ、上司の逆鱗に触れようとしていること、直ちにその行為を止めなければいけないことを警告します。

 

(6)部下を黙らせる時(その2):「ふざけんな」

叱っても反省の色がない部下に使える言葉です。部下が上司に反抗しておりそれに対して自分が断固とした怒りを抱いている事を周りに明示するのが目的のひとつなので、大きな声ではっきりと言うのがコツです。「ふざけんな、コラ」という言い方も可能です。その際、書類を机に叩きつけたりして大きな音を立てる事も有効です。非常に子供っぽいやり方ですが、上の立場の者は何でも大目に見てもらえます。

 

(7)部下をいじめたい時(その1):「分かってんのかよ」

例えば反抗的で自分とは合わない部下を虐めるのに使える言葉のひとつです。この「~かよ」という言い方は、相手を口汚く非難したい、あるいは自分の鬱憤を晴らしたいが、周りが居る為に、あからさまに言えない場合に使います。

表情は普段どおりのままで、まるで独り言のように、去り際やすれ違い様に素早く声に出します。小声ながら、最後の「かよ」だけは、はっきりと聴こえるように発音するのがコツです。

これによって相手と直接口論せずにその場を速やかに去ることができ、さらに言質を取られずにすみ、それでいて対象となる相手に心理的ダメージを与えることのできる言い方です。

 

(8)部下をいじめたい時(その2):「無視」

まったく言葉を使わずに無視するというのも効果的です。あからさまに無視をすると周りにも気づかれてしまいますので、対象が挨拶をしようとするタイミングで他の誰かに話しかけたり、席を離れたりするのです。

こうすれば周りには気づかれないまま、確実に相手にはこちらの意図が伝わります。向こうはこちらが「挨拶する価値もない」と考えていると想像し、「何を怒っているのだろう」「何で嫌われているのだろう」と不安になり、あなたは感情的に優位に立つことができます。こうして相手を精神的に支配できるようになるのです。

 

最初の上下関係が特定組織の中だけでなく生活全般に渡って、個人の立場を決定します。その為最初からしっかりと彼らを躾ける事が重要です。そうすることで、彼らは公私に渡り手足となり何でも言う事を聞く奴隷となってくれます。体を成していない労働組合には力がなく、明らかな犯罪行為でなければ他の管理職や労基はあなたの味方です。さらに慣れてくれば、紳士的な言動をとりながら上記の目的を達成することも可能です。

(以上の話は全て、架空の国、社会や職場を想定したフィクションに過ぎません。豊かなコミュニケーションによって充実した人生をお送りください。)