SNSを時々覗いてみると、不思議なことに、低所得者や軽度の障害者、そういった社会的弱者達が過激なネトウヨ的発言をしていることが多いのです。言っていることは判で押したようにプロパガンダで拡散されているような内容そのものです。その理由を考えてみました。
(1)不安定な非正規雇用、バイト、もしくは無職なので、暇な時間がたっぷりある
(2)現状に不満を持っていて、そのはけ口として誰かを攻撃してしまう
(3)その際、多数者の意見である(というイメージのある)ネトウヨの言説を真似してしまう
(4)自分が貧しくて「健康で文化的な最低限の生活」もできていない理由を分かってない
(5)世の中や社会の構造、仕組みを理解していない
(6)客観的に自分や自国を見て、冷静に分析するということができない
(7)思考力が弱いので、論理的に考えることができず、表面のイメージに惑わされ感情的反応を起こす
(8)既に失敗した人生を送っているので、「損失回避性」が強まり、ネトウヨの言説に共鳴しやすい
(9)低所得で不安定な生活を送っているため、強そうなイメージのリーダーを求めてしまう
(10)自分が弱すぎるので、権力や国、指導者などに自分を重ね合わせることで自我を保っている
ネトウヨのほとんどは、広告代理店に雇われた下っ端工作員と盲目的な追従者ですが、本当の右翼団体の幹部は、大企業から献金を受け、公安警察の担当者に守られて悠々自適の生活をしており、日本国民の為と言うより、世襲の仕事としてやっている裕福な人です。
それと比べて、上のような貧しい人達は、弱肉強食の社会で淘汰される存在なのに、まさにそういった世界を作りだしている指導者を必死に求めているのです。貧困によって思考力も貧弱になってしまった、哀れというより、滑稽な人達です。
しかし、彼らは兵隊となって「草生す屍」、「水漬く屍」となるまで我々の為に戦ってくれる日本国の貴重な資源ではあります。あるいは使い道がなくて、「安楽死」施設送りになってしまうかもしれませんが。