以下はフィクションです。
ほとんどの庶民が無神論者や唯物論者である一方で、皮肉なことに、為政者達は目に見えない存在を信じています。というのも、彼らはそういった存在と実際にコミュニケーションをとり、未来を教えてもらい、時に願い事を叶えてもらったりしているからです。
悪魔とはいっても、その実態は「この世の神」、ルシファーです。敬虔なクリスチャンも含めて、なぜ多くの為政者は悪魔崇拝者となってしまうのでしょうか。世界的な為政者のグループに入ると、特別な存在を教えてもらえます。そしてこの物理世界のそもそもの成り立ちを含めた驚愕の物語を知るのです。
クリスチャンにとっては「この世の神」から示される次の事柄が大きな意味を持つでしょう。
(1)この物理世界はルシファーが作ったものだった
(2)旧約聖書に書かれているほとんどの「神」の正体はルシファーだった
(3)イエスは処刑された後、地上に復活していない
(4)これからもこの世界でのイエスの復活や再臨はない
これを示されたクリスチャンは驚き、イエス・キリストに応えてもらえるように祈りますが、何も示されません。その一方でルシファーとはコミュニケーションをとることが可能であり、その存在の証拠も提示されます。その結果、高位のクリスチャンであっても絶望し、悪魔崇拝者となってしまうのです。
このような試みに遭わない、こころの貧しい(poor in sprit)人たち、悲しんでいる人たちは、確かに幸いかもしれません。