熱中症の季節になりましたが、あいもかわらずTVでは、「休憩」と「水分をとること」だけが強調されており、大事な塩分補給がほとんど人々に伝わっていません。
ちょっと調べれば、ネットのサイトに「塩分を適切にとること」というのも申し訳程度に載っていたりしますが、「日本人は塩分をとりすぎ」、「日本人は減塩」というTVメディアの言葉にかき消されています。
カップめんに入っているような、精製塩や化学調味料は要らないですが、自然塩は意識して毎日摂らないといけないぐらい、多くの人々にとって不足しているのです。
それなのに減塩給食や、コストカットで塩分控えめ(笑)な食事ばかりでは、日本の猛暑を乗り切れないでしょう。しかも使っている塩は精製塩です。
愚民御用達の医療紹介番組では、「減塩」を強調します。アナウンサーやタレントはアホ面をさらして、感心したように頷き、視聴者にもそれを求めます。
番組に出ている専門家は、科学、医療技術の進歩によって、この世から病人や病気がなくなる事を願っているのでしょうか。末端の人たちを除いて絶対にそうではありません。高給を食む彼らにとって、それは悪夢以外の何物でもありません。病気や病人は無くなって欲しくない、むしろ治療単価が高くなるような厄介な病気がどんどん増えて欲しいと思っているのです。