kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

国破れて軍需産業あり

国よりも上位に位置する、誰もが知っている公の組織、それが軍需産業です。

 

彼らにとって、貧乏人や富裕層を含めた多くの国民のみならず、行政機関に携わる人々ですら大した価値をもちません。

 

海外の武器商人との取引から始まった軍需産業は、近代史と密接に関係しながら歩んできました。勝ち戦だけでなく、負け戦でも肥え太っていったのです。

 

先の戦争では学徒動員で多くの国民をただ働きさせ、敗戦後の総資産はかえって増大しました。

 

軍需産業は政府よりも上位の組織に仕えていますから、国を動かすことさえできるのです。ですから軍事国家へと我が国が変貌していくのも必然と言えます。

 

当たり前の話ですが、戦争というのは憎しみやいざかいから始まるのではありません。それは表面上の理油です。18世紀以降、戦争はビジネスであり、ゲームなのです。敵味方の軍需産業は敵同士ではなく、合い通じ合う、ビジネス上の仲間です。