現在、急速な人口減少が続いている日本の各地方ですが、まだ呑気に人集めを試みている地方自治体もあるようです。しかしやがてそんな事を言ってられなくなります。
自治体の財政破綻、インフラの崩壊や、スーパー、コンビニの廃店などにより、日用品の購入がままならなくなります。そして最後は食糧でさえ、手に入らなくなるのです。宅配便だってもはや来てくれません。
ジジイになってクルマの運転が出来ない、まともなクルマを購入する事が出来ない、ガソリン代も払えない、電車もバスもタクシーも無いとなったらアウトです。例え交通手段があったとしても遠距離まで日用品や食糧を買いに行くのでは、コストがかかってしょうがありません。
宅配業者への無茶苦茶な過重労働で成り立っている、現在のネット通販システムは、一部の地域を除いてやがて破綻します。そのうちドローンによって天から運ばれる日用品や食糧を皆で奪い合うようになります。
田圃や畑や漁港があっても、収穫された農産物や魚貝類は都会の恵まれた人々が食べるものです。地方の貧乏人が口にできるようなものでは無くなるのです。つまり地方における生鮮食糧の価格が上がるという逆転現象が起こるのです。
これから地方に住むことを検討している場合には、まったくの自給自足が可能である人以外は考え直したほうが良いかもしれません。