kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

日本人は前頭葉の使い方を誤っている

前頭葉を鍛える為だと言って、単純な計算問題や音読を一生懸命やっている人がいます。お笑い種です。何が楽しくてあんな単純作業を好き好んで続けているのでしょうか。

創造性や、いわゆるEQの高さが前頭葉に関係しているのは確かです。前頭葉というのは言わば馬の手綱です。締めたり緩めたりして脳全体をコントロールするのです。新しい発想というのは手綱を緩めたときに出てくるものです。その発想に論理的な筋道を通したり、理論化したりするには手綱を引き締めるのです。要はその緩急の使い分けが大切なのです。

ところが日本人の前頭葉の使い方は手綱を引き締める一方であり、また脳全体の勢いを削いで抑制する方向に使っています。だから創造性が乏しく、また大人しく洗脳されてしまう従順な人間が多いのです。

単純な計算や音読一辺倒という訓練は、何も考えずに一つの事にだけ集中する人間を生み出します。そういう単純な機械のような人間は体制にとっては都合が良いでしょうが、これからの混乱の時代にまともに生きていくのは難しいでしょう。