日本の組織は何かあると、直ぐに「気を付けましょう」「注意してください」と言うだけです。それ以上何もしません。大地震が起ころうが、猛暑が続こうが、マラソンで熱中症患者が続々出ようが、テロが頻発しようが、国民や個人に呼びかけて終わりです。
日本の震災後の救難状況がソマリア以下だったという笑い話がありますが、日本人は組織では何も効力のある対策を執ることが出来ない人達なのです。国連や白人どもに任せた方が未だマシだったりするのです。
それなのに原発事故のような深刻なケースでは、「メルトダウンは起きていません、安心してください」「指示に従ってください」とデマを飛ばし、大勢の人々が死にました。
このように日本人は個人や人命を極端に軽視します。人の命を軽く考えているからこそ、偽善的な呼びかけや、口から出まかせのウソが言えるのです。こうして全ての責任を個人に押しつけて、何もしない。そして何かあれば自己責任だからと言って、誰も責任を負わないという社会が生まれたのです。