本当の悪は顔をさらさないし、シンボルもたない

本当の悪人というのは実に優しく親切で、頭も良く紳士的で、力を持っています。よくTVに出てくるような異常者、ニヤリと気味の悪い笑いを浮かべたり、「何が悪いんだ」と突然演説したりする悪党、そんな人間はほとんど居ません。

一番上の悪人はそもそも顔をさらしません。またそういった集まりはシンボルも持ちません。なぜなら印象的な顔やシンボルは、人々の支持を集めやすい一方で、反対に憎まれ易いからです。ヒトラーナチスを見て下さい。数々の政治的偉業を成し遂げ絶大な人気があった天才政治家ヒトラーのちょび髭顔や、ナチスのマークは今や独裁者や独裁政権のシンボルです。

ですからフリーメイソンのマークだとかイルミナティとか、どこかの国で独裁政治を進めている政治家などは目くらましに過ぎないのです。影で操っている人間が顔をさらしたり、自分達を知らしめて何になるのですか。

「あなたは自分のために、刻んだ像を造ってはならない。上は天にあるもの、下は地にあるもの、また地の下の水のなかにあるものの、どんな形をも造ってはならない。」出エジプト記(20-4)

これは非常に含蓄のある言葉です。上の人間はこれを守っています。自分の写真を撮られたり、自分達を象徴するシンボルが出来る事を慎重に避けています。

独裁政治家は作られたものであり、彼らはその行動力と決断力と魅力で、力のシンボルとなる一方で、いずれ用済みになった時には、民衆の憎しみを一手に引き受けて倒される運命にあるのです。憎む相手を間違えてはなりません。