kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

属国、植民地からの搾取の手段

ある国が植民地、属国から富を吸い上げるには次のような方法がある。

(1)現地民政府からの上納

現代では為替や国債を使って利益を宗主国へと還元する。いわゆる新帝国循環。現地民政府は税収を拡大し、運用資金に手をつけるようになる。

(2)法人乗っ取り

法人の筆頭株主となり、配当金を得るだけでなく経営主導権も握る。利益率などの数字目標を常に強いる。経営者は連結決算、粉飾、タコ配のみならず、やがては従業員解雇や資産売却へと至る。株主と一部役員だけが儲かる。最終的には泥舟から逃れた後、会社をばら売りする。

(3)原住民からの直接的な搾取

コントロールされたマーケットで投資家から金を巻き上げる。投資家は年金運用機関から小金持ち、サラリーマンまで様々である。メディアを使って消費活動を促進する。娯楽産業や医療産業など、女性や老人が新たに消費の主役となる。

(4)戦争・破壊とその復興事業

貧困化と治安悪化により国民の不満が高まったら、難民や近隣諸国に敵意を持たせる。国内でのテロ活発化(内戦)や外敵との戦争を起動する。巨額の利益が短期間だけでなく、長期間に渡って得られるので最も望ましい形である。ただしメディアをコントロール可能で、かつ巨大な軍事産業が必要となる為、ごく限られた国がたまにしか使えない。やりすぎると属国から再び搾取する事が出来なくなってしまう。言わば現代の焼畑農法である。