かって地上に降臨した御使い達

アダムとエバが子供を作り、人間が地上に増え始めた頃の天界での会話。

御使いA: 「さあ、地上に様々な種類の人間を置こう。支配する者、敵対する者、勇猛な戦士、奴隷、犯罪者や人殺し、醜い奇形、美しい女に、醜女(しこめ)、彼らが展開するドラマを楽しもうではないか。」

御使いB: 「それでは、まず私が愛のキューピットとして、人間どもを自由に掛け合わせ、様々なタイプの人間を生み出していくことにしよう。」

御使いC: 「私は自分用のアバターを作って、実際にこの世界の王として君臨してみようと思う。」

御使いD: 「俺は人間が味わっている様々な快楽をアバターを通して味わいたい。特にあの性交という奴は楽しみだ。」

その後、御使い達のアバターは、それぞれ王として君臨し、人間達を使って戦争を始めた。

御使いD: 「おい、お前が使った兵器は何だ、一瞬で都市や人間達が消滅するなんて、クールじゃないな。」

御使いC: 「本当は、可愛がっていたお気に入りの女性達が消えてしまったのが悔しいんだろう? 女なんてまた造ればいいじゃないか。」

御使いD: 「お前は分かってないな。確かに女や都市はまた造り直せばいいが、それよりも、大量破壊兵器なんて詰まらないじゃないか。俺は剣を使って実際に戦場で戦っている。人間の脳天をかち割って、血しぶきが飛び、相手が悶えながら死んでいく。爆薬を使って人の四肢を吹き飛ばす。これが楽しいんじゃないか。」

御使いA: 「お前らもいい加減にしないか。ルシファーが怒っているぞ。人間達にやらせるゲームなのに、お前たちは介入しすぎだ。火星や金星の植民地を廃墟とし、火星と木星の間にあった惑星を粉々にした事については、そのうちご沙汰があるそうだ。お前たちが作った巨大な恐竜や、巨人(ネフィリム)も近い将来に絶滅させるとこのことだ。」

御使いD: 「ルシファーは頭が固いな。何でも規則、規則で。仮想世界なんだから自由に楽しませてくれれば良いのに。」

御使いA: 「まあ、そう言うな。規則、規律があるからこそ、ゲームは楽しいのだ。ルールを守って楽しもうではないか。」

一同深く首肯