日本人の精神構造から見た社会階層

日本の組織
日本の階層構造をモデル化してみました。日本の階級制度は、明治維新や戦後の華族制度の廃止で、表面上は無くなっていますが、今に至るまで差別構造は残っています。

寄生虫的階層は、厳格には一切の生産活動せずに、他の階級に依存して生きる存在ですが、現代日本では精神的意味合いによって区別されます。馬鹿な一般人を嘲笑し、楽をして彼らから上手い具合に利益を吸い取るのを当然と考えます。役人、暴力団、企業幹部、詐欺集団、どこにでもいる存在ですが、彼らの全てがそうだと言う訳ではありません。

被搾取階級は、カモにされている意識がなく、その上、法律によって厳密に縛られている存在です。彼らは上位の権威を尊敬し従うように躾けられているので、日本では階級間闘争や市民革命が起こる心配はありません。

不可触民は、もはや人間と看做されていない存在です。彼らはあらゆる場面で無視され、あたかも存在しないかのように扱われます。貧乏になったり、自然災害や犯罪の被害者になったのも、彼ら自身が責任を取るべきであり、名誉を失った存在なのだから無視されて当たり前だと言う訳です。政治的思惑によるキャンペーンで彼等の内の幾つかに支援の手が差し伸べられる事がありますが、一時的なもので長続きはしません。

日本人において特徴的な事ですが、階級に関わらず、彼らは抽象的な目に見えない世間による無数の掟に縛られています。その人によって違いがありますが、おおむね共有されています。世間というのは一つだけではなく、親族だったり、社会だったり、会社だったりと複数が存在しますが、相矛盾するそれぞれの掟をバランスよく調整する事が求められます。