kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

経済

急激に貧しくなっていく日本

日本の円が安くなっています。日米の金利差だけが理由ではありません。他の通貨と比べて日本の価値が目減りしているのです。日本はこれから厳しい冬を迎えることになります。終わりのない永遠の冬です。 ゴールドの価格が上がっています。本来ゴールドは投資…

資本主義の矛盾を正すシステムの不在

資本主義は格差を助長するシステムです。国境を超えて富を蓄える人々がいる一方で、貧困にあえぐ人達もいます。格差とそれを巡る争いは絶えることがありません。この不完全なシステムを正していく仕組みが必要です。日本ではそれが働いていないのです。 トラ…

戦争によって豊かになる資本主義世界

経済が発展していくには戦争が必要です。戦争は恐慌と同じように必須の出来事です。我々は経済発展と世界平和を同時に願うことはできません。どちらかを選ぶしかないのです。 2023年末の米国の株価は危ういものがありました。FRBによる利上げの可能性があり…

「貯蓄から投資へ」向かう日本人

「貯蓄から投資へ」というスローガンが言われるようになってから久しくなります。我々は否応なくその方向へと進まざるを得ません。世の中が今どう動いているのかをよくよく見極める必要があるのです。 日本は昔から低賃金労働者を使いながら安物を外国で売っ…

借金を重ねて危険な綱渡りを続ける日本

日本の政府は無能です。企業や国民の足を引っ張っています。このままでは日本は衰退する他ありません。個人消費の活性化や、企業の新陳代謝促進だけでなく、行政改革も必要です。 日本は国債を発行し続けることで多額の借金を積み重ねています。しかし「国の…

人の命をもカネに変える資本主義 −「パーフェクト・ケア」に見る介護ビジネス−

資本主義は全てをカネに変えるシステムです。子供を産ませるのは次の労働者を再生産するためであり、教育は良き労働者を育てるためにあります。こうして人々は、何の疑問も持たずに資本家に忠誠を誓い、役に立たなくなるまで奉仕し続けるようになるのです。 …

更なる物価高騰が日本を襲う

日本でインフレが進んでいます。経済成長を伴わず賃上げもないインフレです。今でも国民は苦しんでいますが、最悪の状況が訪れるのはこれからです。その後の日本はどうなっていくのでしょうか。 日本の品物は割安です。多くの外国人が日本を訪れて買い物をし…

インフレと増税、戦争によって打ちのめされる日本国民

日本国民はこれから大いに苦しむことになります。インフレ誘導と増税がもはや既定路線となっているためです。特権階級のために全てを差し出すことが日本人の使命なのです。 資本主義では、資本を持つものが加速度的に豊かになっていきます。得られた利益を再…

資本主義というゲームに負けた日本

日本は衰退の一途を辿っています。成長率は先進国のなかでも最低です。もはや先進国ですらありません。日本人はどこで道を間違えたのでしょうか。そしてその原因は何なのでしょうか。 現代の資本主義のシステムはアングロ・サクソンによって作られました。そ…

安くなっていく日本と日本人

日本の通貨が下落しています。これは日本人の値打ちが下落しているのと同じことです。その代わりに、労働者を使役する輸出企業は円安を利用して儲けることができます。ツケを払うのは日本人庶民です。彼らの命は風前の灯火なのです。 円が安くなったのはドル…

インフレが進み貧しくなる日本

インフレーションが進んでいます。手持ちの現金だけではなく、これから受け取るであろう所得にも影響します。それを防ぐ手立ては何かあるのでしょうか。 日本では長くデフレが続いてきました。ところが2022年から物価高が進んでいます。消費者物価指数から算…

デジタル化が苦手な日本人

日本人はデジタル化が苦手です。デジタル化というのは、たんに業務をITシステムに置き換えることではありません。IT技術を使いながら、新しい仕組みを提供することです。業務が改善されることでコストを劇的に抑えたり、より創造的な仕事が可能になったりす…

カネを稼ぐのが難しくなった日本

日本はカネを稼ぎにくい国になりました。カネを儲けるのと、カネを稼ぐのとは異なります。普通の人が真面目に働いてもカネを得るのが難しくなったのです。 日本経済の頂点と見られていたバブル期においては、カネを稼ぐのは簡単でした。探せば直ぐに仕事が見…

資産形成に失敗し生活水準を下げるしかない日本人(−投資と投機−)

これからの日本人は、投資で生きていくのだとされています。彼らにはどのような結果が待ち受けているのでしょうか。 【投資と投機】 投資は人の役に立ちながら自分も利益を得るものです。それに対して投機は、他人のカネを掠め取ることです。短期の売買を繰…

略奪と搾取が行き詰まった日本

日本は略奪で成り立っている国です。一時的に栄えた歴史上の国々は、2つのタイプに分かれます。真っ当な経済によって栄えた国。そして略奪によって栄えた国です。日本は後者です。 古代ローマ帝国は、形を変えながら千年近くも続きました。しかしローマ帝国…

文明退化へと向かう日本

日本は文明退化への道をひた走っています。文明を発展させていく民族。ただ維持していくだけの民族。そうしたこともできずに衰退させていく民族。同時代の民族ではあっても、それぞれ異なります。これらの違いはどこから来るのでしょうか。 国を発展させる方…

日本人を搾取しているのは誰なのか

日本を貧しくしているのは誰なのでしょうか。外国でしょうか。資本家でしょうか。悪徳政治家でしょうか。それとも怪しげな秘密結社なのでしょうか。 まず日本の働き手が置かれている状況について考えてみましょう。 会社が利益を得るには、次のような方法が…

未来に希望を抱けず貧しくなっていく日本

日本では貧乏人が増えています。「自分は貧乏じゃないからいいや」と呑気に構えている場合ではありません。日本人の平均的な生活水準が下がると、巡り巡って、人々の給料も減っていくのです。 経済は人々が抱くイメージによって決まるところがあります。「軽…

投機で有り金を使い果たしてしまう日本人

日本人は投機が大好きです。将来のためには必要不可欠なものとさえ思っています。そんな社会にはどういった未来が待っているのでしょうか。 雇われて働いている人は、給料を用いて、次のことをやる必要があります。(1)心身を健康に保ち明日も変わらぬ労働…

なぜ日本の経済は失速したのか。そこから立ち直る方法はあるのか

日本はなぜ失敗したのでしょうか。まずはお金と日本人について見ていき、次に明治時代から今までの日本を振り返ってみましょう。 カネを得るためには2つの方法があります。利ザヤを稼ぐか、付加価値を与えるかです。 ある商品が、市場Aで100円、市場Bでは15…

統制経済が行き詰まった日本

日本の経済は行き詰まっています。国家主導による経済が成り立たなくなったからです。これを解決するには、国民主導による経済を育てていくしかありません。 日本は明治維新によって、初めて、中央集権の統一国家となりました。その一方で自由主義的な経済も…

自動車業界に待ち受ける未来 −移動の革命−

自動車業界で現在起きているのは、移動の革命です。これを単に電気自動車や自動運転、空飛ぶクルマなどのバズワードで捉えてしまうと、未来を見誤ります。 通信における革命はインターネットから始まり、我々のライフスタイルを変えてしまいました。移動の革…

未来に投資するのではなく借金をしている日本

日本人は過去を省みません。未来のことも考えません。当然ながら未来への投資などあり得ません。それどころか未来から借金をしているのが日本人なのです。 底引き網を使って、魚は全部手に入れてしまおうと考えるのが日本人です。絶滅しようがどうなろうが、…

システムが崩壊していく日本 -手段と目的を取り違えた日本-

日本は、余命わずかな老人のように衰えています。日本を支えてきた様々なシステムだけでなく、日本の根幹そのものが揺らいでいるのです。 明治維新のスローガンは「富国強兵」でした。「富国」という手段によって「強兵」という目的を実現すると述べた、分か…

成長への信頼を失った日本

今の世界では、個人の能力だけではなく、信用が大事です。情報通信技術の発達によって、広範囲にわたる信用の蓄積が重要になっているのです。 個人の信用と能力について、貸借対照表と損益計算書を模した、簡単なイメージを作ってみました。下図がそれです。…

人やモノを使い捨てる文化が行き詰った日本人

日本人は未来に希望を抱いていません。投資をせず、消費もせず、ただ刹那的な投機にうつつをぬかしています。 ガチャガチャが流行っているという記事がありました。気持ちは分かります。ささやかな射幸心を煽るゲームです。小銭で遊べて、しかも裏切られる事…

国家が破産する日

日本人は未来に自分たちのツケを回しています。しかも悪いことに、自分達も自国の未来を信じていません。 人々は「日本は世界一の債権国家だ」と言います。それは日本に投資している人が少ないという事でもあります。投機筋は時々やって来てカネをかっさらっ…

芸術家が太鼓持ちとなった国に未来はない

芸術家や表現者たるもの、伝えたいものがあるべきです。権力に媚びるだけの宮廷道化師は矛盾としか言いようがありません。 表現者は、必ずしも時の権力者を批判する必要はありません。そうですが、何かしらの毒をもっているのが芸術家です。タブーであっても…

夢が人々を動かす話

マシュー・マコノヒーが冴えないオッサンを演じている、映画「ゴールド」は貴金属を探し当てる山師の物語です。1980年代の実話を基にしています。落ちぶれた山師である主人公は、伝説の鉱山技術者を追い求めてインドネシアまで行き、その場でナプキンにサイ…

永遠にIT立国になれない日本

日本にはGAFAのような企業はありません。これからも生まれないでしょう。「ものづくり」が巨額の利益を生み出す時代は終わりました。誰の目にも明らかです。消費者の心を捉え、ニーズを満たす優れたアイデアと、それを素早く現実化するシステム作りが必…