kurukuru89’s blog

主に原始キリスト教、哲学、心理、日本人について、気の赴くままに語ります。知識ではなく新しい視点、考え方を提供したいと思っています。内容は逆説的、独断的な、投影や空想も交えた極論ですが、日本人覚醒への願いを込めたエールであり、日本の発展に寄与する事を目的とします。(ここで言う日本及び日本人とはあたかもそれらを代表するが如く装うが、理性が未発達な為、感情的に動き、浅薄な信条に左右され社会に仇なしてしまう集団や人々を主に指しています)これらを通して人間に共通する問題をも探り散文的に表現していきます。

彼らが望んでいるのは人口削減ではない

この世界を司っている人達は人口削減を望んでいるわけではありません。聖書は「生めよ、ふえよ、地に満ちよ」と命じているからです。ですから地球が人を養えるギリギリの線まで人を増やすことはあっても、その逆は考えにくいのです。わざわざ意図的に世界大戦を起こす気もないのです。もちろん「地を従わせよ」という命令を果たすことに失敗した場合には、再び、ノアの洪水のときのように世界がリセットされる可能性がありますが、それは「この世の神」の仕事です(ちなみに「この世の神」と「サタン」は同一の存在です。「この世の神」と旧約聖書の神がしばしば同じではないのかというのは、ひとつの解釈です)。

 

では戦争や人口削減がまったく無いかというと、そういう訳ではありません。ユダヤ人の敵であり続けた、イシュマエルの子孫であるアラブ人は、断絶すべき相手です。また日本が人口削減の対象となっている事も疑いの余地はありません。

 

ですから常に中東や極東で戦争の火種がくすぶっているのは偶然ではありません。局地的に戦争が起こって、ある民族がほぼ絶滅するというのは在り得る話です。極東危機におけるターゲットは、中国でも北朝鮮でも韓国でもなく、日本です。

 

中東、極東以外では、ロシアがイスラエルやアメリカと敵対していますが、彼らとの戦争はあまりにもリスクが高すぎます。それこそ世界大戦になってしまいます。広大なロシアの領土を占領することも並大抵ではありません。それよりもプーチンを暗殺するか、その失脚を待った方がはるかに現実的です。だから局地的な小競り合いはあっても、全面戦争は無いでしょう。

 

さて、アラブ人がユダヤの敵であるのは分かりますが、日本人を絶滅させる理由は何でしょう。日ユ同祖論者は、日本人こそが正当なユダヤ人だからと言います。その可能性もあるかもしれません。しかし最大の理由は日本人が過去にアメリカ、すなわちユダヤに弓を引いたという事実でしょう。しかも相当に手こずらせた。その時に絶滅できれば良かったのですが、世界はそのようなジェノサイドを許さない社会となっていました。ですから周到に長期間にわたり計画を進めてきて、今ようやく成果が実りつつあるということなのです。大衆洗脳に長け集団で狂信的なことを行う日本は世界の脅威なのです。その日本もこれから、戦争、貧困、飢餓、病、そして放って置いても自然減によって、国の体を成さなくなっていくのです。

表面上謝ればいいと思っている、誠実さに欠ける日本人

つくばエクスプレス」の列車が20秒早く出発したことを謝罪したことがニュースになりました。これは日本人の2つの側面を表しています。

 

ひとつは、他人の細かいところをいちいち指摘し糾弾するという傾向が日本人にはあること、もうひとつは、それに応じて、大げさに深々と頭を下げて謝るという習慣があることです。

 

日本人というのは未熟であり真の意味で独立していない人達で、そういった自己を肯定できない不安定な者は過度に他人を気にします。他人を気にするという心の傾向は、必要以上に他人につきまとい依存するか、あるいは、どうでも良いことで他人を攻撃するという行動となって、表面化します。

 

細かいことで文句をつけてくる、頭のおかしい日本人をなだめる為に、礼儀正しく表面上だけ謝るという文化が発展しました。しかし日本人は表面上は礼儀正しくても、まったく誠意を欠いている無礼な人達です。

 

そして、より重大で社会的影響の大きな問題や事件であればあるほど、日本人は誰も責任をとろうとせず、謝ろうともしません。またそれが社会全体で許されてしまうという、特殊な社会でもあるのです。権力者の都合のよいように責任の所在が曖昧にされてしまうというのは、何処でも起こり得ることですが、日本では、さらにその権力者を擁護する多くの社会的劣等者が存在するのです。これが日本人が馬鹿だと言われるゆえんでもあります。

 

心から反省しておらず、責任者が本気で改善しようという心構えがないため(改善策は下に丸投げ)、何が本質的に問題でどう対処すべきなのかが分からないまま、結局、日本人というのはいつまで経っても同じ間違いを繰り返し続ける、組織として学習能力のない集団なのです。

 

つくばエクスプレス」のニュースを報ずるニューヨーク・タイムズも、回復運転が困難なダイヤで大事故を起こした福知山線脱線事故から、何も学んでいない日本人を皮肉る文章で記事を締めくくっています。

認識するから宇宙が存在する

物理学者、ジョン・ホイーラーの遅延選択実験というのがあります。実験装置から光を発生させ、その後、進路上に障害物を立てたり、立てなかったりすることによって、光が波のように振舞ったり、粒子のように振舞ったりするものです。光が障害物の有無を判断して、その振る舞いを変えるとは考えにくいので、観測者の意図(障害物の有無)によって、過去(実験装置から光が発せられる時)が変わる(粒子か波か)という解釈をする人達がいます。

 

しかしこの実験はそういう事を示しているのではなく、単に、光は、粒子と波という矛盾する2つの性質を有しており、観測した時々に応じて、そのどちらかを現すという事を示しているにすぎないように思われます。

 

量子力学の知見から、このような考え方もできます。すなわち、この物理世界は実体が無い情報のようなもので、認識上に存在しているに過ぎないということです。人が意識して観測するときに、初めて物理世界はその姿を認識上に現すのです。世界は魂が夢を見ているようなものに過ぎないという、一種のシミュレーション仮説です。

 

コンピューターにおいて、その中で扱われる情報は、0か1かの信号の集合に過ぎませんが、その極く一部分がモニター上に表示されることで、初めて人間にとって意味のある姿になります。エクセル表の数字の羅列も、見る人の設定によって、円グラフになったり、棒グラフになったりと、その姿を変えていきます。

 

この宇宙の法則を全て説明できるような大統一理論を追い求める物理学者は陥穽に嵌ります。その法則があれば、まるで機械仕掛けのようにビッグバンから今の複雑な世界を自動的に生み出せる、時間も空間も重力も全て説明できるという話は魅力的ですが、途方もない話です。宇宙の様々な法則は、もっと記述的なものだと思われます。プログラムに似ていると言えるでしょう。「この条件の時は波として振舞え、この条件の時は粒子として振舞え」といった具合です。

 

ジョン・ホイーラーは「参加型宇宙論」というものを提唱しています。宇宙を成り立たせているのは、人間の観測、意識であるということです。この段階に至ると、もはや哲学、考え方としか言い様がありませんが、現在のシミュレーション仮説でも当てはまる考え方です。しかしこれを認めてしまうと、心身二元論や、この世界の仕組みを構築した存在といった、実証することができず、自然科学では触れたくない、お化けが出てきてしまうのです。

 

この世の全ては、シンプルな法則に従い、何らかの微小な要素が集まって構築されたものである、という夢に浸っているのも精神衛生上は悪くはない話なのです。

自分の記憶や考えであっても、必ずしも信用はできない

ボーン・アルティメイタム」という映画があります。主人公、ジェイソン・ボーンは過去の記憶を無くしていますが、諜報機関に属していた時、研究施設において別の記憶、人格を植え付けられ殺人兵器に作り替えられたことが徐々に明らかになっていきます。

--------------------------------------------

人の記憶は想起する度に、新たに上書きされていきます。思い起こした時の、自分の論理的な解釈、感情によって、記憶が変わっていってしまうのです。

 

同じ出来事でも、自分の都合の良い解釈へと記憶が変わっていくため、人によって、記憶がまったく異なるということが起こります。映画「羅生門」は、ひとつの出来事についての証言が、登場人物によって全く異なってしまうということを示した先駆的な作品で、こういった現象を「羅生門効果」("rashomon effect")と呼ぶことがあります。

 

これを利用して、他人の過去の出来事についての記憶を改ざんすることも可能です。さらにはその人の嗜好を変えることもできるのです。

 

例えば、相手に対し、ある出来事について思い出して話をするように求め、それに対して、「実はこうだったのではないですか?」「よくその場面を思い出してください」と誘導することによって、他人の記憶を改ざん、すなわち洗脳していくことが可能です。真実をところどころ混ぜ、相手に想像させ、集中させることがコツです。

 

心理学者、エリザベス・ロフタスが実証したように、虚偽の記憶("false memory")を植え付けることは、比較的簡単にできるのです。

 

冤罪事件における、警察による自白強要も記憶の改ざんの実例です。釈放されそうにないので、あきらめて虚偽の供述内容を認めるというのもありますが、巧みな誘導によって記憶が変わり、自分自身でさえも、誘導されたストーリーを真実だと思い込むことがあるのです。

 

感情を結び付けた嗜好のコントロールには、電気ショックなどの古典的な条件付けから、脳内化学物質に似た化学薬品を用いたものまで様々です。映画のように、まったく別人格の人間にすることも理論的には可能です。コストも時間もかかるので現実的ではありませんが。

 

我々自身の「エピソード記憶」でさえ、真実かどうかがあやふやなのですから、洗脳によって人の思考を方向づけるのは容易いことです。物事を判断する時には、それが本当に自分の考えなのかどうか一度、立ち止まって吟味してみる、こういった批判的思考はますます重要になってきています。

日本の人口減少を食い止める方法はあるか

今更ですが、日本の人口が減ってきている原因を挙げてみます。

1.結婚が減ってきている

(1)多様な娯楽の普及

(2)ポルノの普及

(3)売春が常態化し、誰でも簡単、手軽に、性交渉ができるようになった

(4)環境ホルモンによる男性の女性化

(5)貧困や家庭教育の劣化によって女性の品性が下劣になった

(6)プロパガンダや貧困により、女性も一人で長期間に渡って働くようになった

(7)高学歴化(大学を出ないとまともな仕事に就けない)に伴い、適齢期における結婚を逃してしまう

(8)セクハラ的行為への厳しい風当たり

(9)人々の「損失回避性」が高まり、男女ともにリスクの高い結婚に慎重になった

(10)メディアで喧伝されるのものとは違う、あまりにも現実的で生々しい結婚生活に幻滅を感じてしまう

(11)結婚を勧めたり、支えたりする身近な共同体の崩壊


2.子供ができない、作らない

(1)都市部への人口集中

(2)養育費、教育費の値上がり

(3)保育所などの社会インフラが十分でない

(4)将来への不安(子供ができると、離婚し難くなる、養育費がかかる等のリスクを考えてしまう)

(5)配偶者への強い不満(理想とのギャップ、夫は経済的な安全保障とならない)により、離婚予備軍が増加し、子供をつくらない

(6)不適切なダイエットなどにより女性が妊娠し難くなった

(7)経済的に子供の養育が可能な世帯の女性は、高齢者(35歳以上)が多くなった

(8)望まない子供ができたら、すぐに堕胎できる環境が整い、良心の呵責もない

 

3.死亡率の増加

(1)不適切な食事指導、健康管理、治療、薬害、放射能汚染により高まっている死亡率

(ずさんな高齢者生存調査、数値の改ざんや奇妙な計算方法によって、統計上の平均寿命は長くなっている)

 

例えば、以上のことを改善していけば良いのですが、実際には「少子化対策」とは名ばかりで、小手先の政策によって皆の目を欺いているに過ぎません。日本の人口削減は規程路線なのです。

搾取の対象である国民の減少は、国家の衰退につながりますが、もはや一般庶民のことなど考えていません。自分たちは多額のお金と共に世界中好きなところで隠居、残った人たちは愚民どもを一掃し、あるいは新しい国造りが始められるかもしれません。また、幾つか原発事故が起きれば日本を打ち捨てるいい機会となるでしょう。